Tempo が Commonware に 2,500 万ドル投資!決済革新へ
みなさん、こんにちは。今回は、ブロックチェーンのインフラに関する注目のニュースをお伝えします。
Tempo が Commonware に 2,500 万ドルを投資
ブロックチェーンを活用した決済に注力するスタートアップ Tempo が、インフラ企業 Commonware に対して 2,500 万ドルの戦略的投資をリードしました。Commonware は、ブロックチェーンの基盤となるコンセンサスやネットワーク、ストレージなどのモジュール化された「プリミティブ(基本要素)」を提供しており、これにより開発チームは一から構築する必要なく、自分たちのニーズに合わせたカスタムスタックを作れるようになります。
この提携により、Tempo は Commonware のオープンソースライブラリを自社の決済システムに統合し、パフォーマンスの向上を目指します。Tempo のエンジニアは基盤部分の開発から解放され、より差別化された決済機能の開発に専念できるようになるとのことです。
Tempo チームは「グローバルに分散したパーミッションレスな決済システムで、最終確定時間を 250 ミリ秒未満にすることを目指している」と述べており、これはコンセンサスや暗号技術、ネットワークの複数の革新によって実現されるとしています。
Commonware のアプローチと今後の展望
Commonware の創業者パトリック・オグレイディ氏は、従来の「オールインワン型」のブロックチェーンフレームワークは開発者の革新を妨げていると考えています。汎用的なシステムは性能や機能面で妥協を強いられ、特化したアプリケーションの開発が難しくなるというわけです。
そこで Commonware は、必要な機能を自由に組み合わせられる「リミックス可能なプリミティブ」を提供することで、開発者が自分たちの目的に最適化されたブロックチェーンを作れるようにしています。Tempo は決済に特化した研究開発に注力し、Commonware はそれ以外の基盤技術を支える役割を担う形です。
さらに、Tempo のネットワーク上で Commonware の技術が実際に使われることで、リアルな運用データがオープンソースのライブラリにフィードバックされ、継続的に改善されていく仕組みも特徴的です。
Commonware は 2024 年に設立され、軽量ブロックチェーンのプロトタイプ「Alto」を発表して注目を集めました。これまでに Haun Ventures や Dragonfly などから 900 万ドルのシード資金を調達しており、Avalanche や Solana の関係者も支援しています。
一方、Tempo は最近 5 億ドルの資金調達を経て約 50 億ドルの評価額となっており、ステーブルコインの決済や国際送金のスケール対応に積極的に取り組む数少ないレイヤー1ネットワークの一つです。
今回の投資と技術提携は、ブロックチェーンの基盤技術をより柔軟かつ高性能にし、決済分野での実用化を加速させる動きとして注目されそうです。
個人的には、こうしたモジュール化された技術が広がることで、より多様なニーズに応じたブロックチェーンアプリケーションが生まれやすくなるのではないかと感じました。引き続きウォッチしていきたいですね!
