テスラ 最新決算 エネルギー貯蔵の躍進
みなさん、こんにちは。今回はテスラの最新の決算報告について、特に注目されているエネルギー貯蔵事業の動向をわかりやすく解説していきます。
テスラの利益を支えたエネルギー貯蔵事業
2025年のテスラは、電気自動車の販売減少により利益が前年から約45%も落ち込むという厳しい状況でした。しかし、投資家の予想を超えて、決算の数字はウォール街の予想を上回りました。その大きな要因がエネルギー貯蔵事業の好調です。
テスラは2025年に過去最高となる46.7ギガワット時のエネルギー貯蔵製品を展開し、前年から約48%の増加を記録しました。特に大型の固定型バッテリー「メガパック」や家庭用の「パワーウォール」、そして太陽光発電システムが利益の約4分の1を占めています。
利益率の高さと今後の展望
エネルギー貯蔵と太陽光発電の事業は、粗利益率が約30%と、テスラの自動車販売のほぼ2倍に達しているのも特徴です。2025年の1年間で、メガパックだけで11億ドルの粗利益を生み出しました。
さらに、テスラはすでに進行中の大型エネルギー貯蔵プロジェクトから、2026年には約50億ドルの繰延収益を見込んでおり、これは前年の2倍以上の規模です。これらのプロジェクトは主に公共事業やデータセンター向けで、マイルストーン達成時に収益が計上される仕組みとなっています。
課題と市場環境の変化
一方で、住宅用エネルギー貯蔵システムに対する税制優遇が段階的に廃止されるなどの課題もあります。商業用のメガパックやメガブロック製品には2030年代半ばまで税制優遇が続くものの、バッテリーセルの価格上昇リスクも指摘されています。
また、メガパックの平均販売価格が下がっていることから、エネルギー貯蔵市場での競争が激化している可能性もあります。
テスラの見通し
それでもテスラは、AIインフラの急速な拡大に伴う電力需要の増加を背景に、エネルギー貯蔵製品が電力網の安定化やエネルギーの効率的なシフト、さらには追加の電力供給能力の提供に貢献できると期待しています。
今回の決算からは、テスラが単なる自動車メーカーからエネルギーソリューション企業へと着実にシフトしている様子がうかがえますね。今後もエネルギー貯蔵事業の動向は注目していきたいところです。引き続きウォッチしていきたいですね!
