Strategy のビットコイン移動は売却ではない!最新動向解説
みなさん、こんにちは。今回は、マイケル・セイラー氏の会社である Strategy(NASDAQ: MSTR)が最近行ったビットコインの大規模な動きについての最新情報をお伝えします。
Strategy のビットコイン移動は売却ではなくカストディアンの切り替え
最近、Strategy が数十億ドル相当のビットコインを売却したのではないかという憶測が広まりました。11 月 14 日にブロックチェーン分析会社 Arkham が、Strategy 関連のウォレットから約 4.3 万 BTC(約 42.6 億ドル)が 100 以上のアドレスに移動したことを検知し、市場に動揺が走ったのです。
しかし、その後の調査で、この動きは売却ではなく、カストディアン(資産管理業者)の切り替えに伴う内部移動であることが明らかになりました。ビットコインは取引所や現金化のためのオフランプには送られておらず、既存の Coinbase Custody から新たに採用したカストディアンへと資産が移されているだけのようです。
このような資産の移動は 11 月に入ってから断続的に見られており、ウォレットのリフレッシュや資金の再編成の一環と考えられています。売却や市場への流通を示す兆候は見当たらず、あくまで内部的な管理体制の変更と捉えられています。
市場の反応と Strategy の警戒シグナル
ただし、ビットコイン市場は現在価格が下落傾向にあり、Strategy の動向は機関投資家の信頼感を測る指標として注目されています。Bloomberg Intelligence のシニアストラテジスト、マイク・マクグローン氏は、Strategy のトレンド指標が「売られ過ぎ」の状態に入りつつあり、これは過去のサイクルでリスク資産全体の弱含みを示す前兆だったと指摘しています。
また、ビットコインの長期的な勢いが鈍化し、S&P 500 は 200 日移動平均線の約 10% 上で推移、ボラティリティは過去数年で最低水準に近い状況です。こうした環境はトレンドの調整局面に入る可能性を示唆しています。
一方で、金(ゴールド)が過去半世紀で最も強いプレミアムを示しており、安全資産への需要が高まっていることも見逃せません。リスク資産の勢いが弱まりつつある中、市場の耐久力が徐々に揺らぎ始めているのかもしれません。
記事執筆時点でのビットコイン価格は約 95,568 ドルで、24 時間で約 0.34% 下落、週間では 6% 超の下落となっています。
今回の動きは、単なる売却ではなく資産管理の見直しによるものと見られますが、市場全体のセンチメントやテクニカル指標には注意が必要そうです。今後も Strategy の動向や市場の反応を引き続きウォッチしていきたいですね!
