XRP 最新価格動向と大口動き速報

みなさん、こんにちは。今回は XRP の最近の動きについてお伝えします。

XRP の価格動向とテクニカル分析

現在、XRP は約 2.50 ドル付近で推移していますが、短期的には資金流出が目立ち、テクニカル的には弱さが見られる状況です。著名な暗号資産アナリストの Ali Martinez 氏によると、XRP の日足チャートは「高値・安値が切り下がる下降トレンドの継続パターン」を形成しており、2.60 ドル付近の抵抗線を下回ったことで、さらなる下落の可能性が示唆されています。

もしこの勢いが続くと、2 ドルのサポートラインを試し、そこが割れると 1.90 ドルまで下がる可能性もあるとの見方です。

大口保有者(ホエール)の動き

一方で、過去 24 時間で大口の XRP 移動も確認されています。例えば、約 7450 万 XRP(約 1億 8930 万ドル相当)が不明なウォレット間で移動し、さらに 2090 万 XRP(約 5240 万ドル相当)が Coinbase に送られており、売却の準備と見られる動きもあります。

ただし、400 万 XRP(約 1010 万ドル相当)が不明なウォレットでエスクロー(ロック)されており、これは弱気の流れに対する小さな支えとなっています。

テクニカル指標の状況

現在の価格は 50 日移動平均線(SMA)の 2.75 ドルを約 8.4%下回っており、短期的には勢いが弱いことを示しています。200 日 SMA は 2.64 ドルで、こちらは価格の約 4.4%下に位置しており、中長期的には多少の下支えが期待できるものの、XRP が中期的な上昇トレンドを取り戻すのは難しい状況かもしれません。

また、14 日間の相対力指数(RSI)は 46 と中立的な水準で、すぐに大きな反転が起こる可能性は低いものの、価格の動きはしばらくレンジ内での推移が続くかもしれません。RSI が 40 を下回るとさらなる下落圧力が強まり、50 を超えると短期的な反発の兆しとなるかもしれません。

全体として、XRP は短期的にやや弱含みの展開が続いているようですが、大口の動きやテクニカル指標からは今後の動きに注目が必要な状況と言えそうです。

引き続きウォッチしていきたいですね!