トランプ 関連 トークン 急落 の 背景とは?
みなさん、こんにちは。今日は、トランプ氏に関連する仮想通貨トークンと、その背景にある政治的な動きについてお話しします。
トランプ関連トークンが大幅下落
「Official Trump(TRUMP)」と「World Liberty Financial(WLFI)」という、トランプ氏に関連した仮想通貨トークンが、ここ24時間でそれぞれ約14.6%、10.8%も価格を下げました。これらはトップ100のコインの中でも特に大きな下落となっています。
TRUMPトークンは、1週間で約24.7%、1か月で37.7%の下落を記録し、昨年1月の最高値37.43ドルからは95%も価格が下がっています。一方、WLFIトークンも同様に大きく値を下げており、過去最高値から約67%の下落となっています。
この背景には、トランプ氏の就任前に行われたシェイク・タフヌーン・ビン・ザイード・アル・ナヒヤン氏(UAEの王族)とWorld Liberty Financialの間のビジネス取引に関する民主党による調査開始が影響しているようです。
World Liberty Financialの取引に対する議会の調査
カリフォルニア州選出の民主党議員ロ・カンナ氏が、米中競争に関連する政策に個人的な利益が影響していないかを調査するため、World Liberty Financialに対して500百万ドルの投資取引に関する情報提供を求める書簡を送りました。
この取引は、トランプ政権がUAEに約50万台の先端AIチップを供給する契約の前に行われたもので、UAEのAI企業G42も関係しています。バイデン政権は以前、G42が中国のファーウェイなど制裁対象企業と関係があるとして同様の取引を阻止していました。
また、World Liberty Financialはアブダビ拠点のMGXによるBinanceへの20億ドルの投資に関しても調査対象となっており、MGXが発行するUSD1というステーブルコインが関係しています。
この件に関しては、トランプ氏やその家族は同社の役員や従業員ではないとされていますが、調査は続いています。
仮想通貨市場全体の動向
今回のニュースを受けて、仮想通貨市場全体も影響を受けており、時価総額は24時間で約2.8%減少し、2.37兆ドルとなりました。
eToroのアナリスト、サイモン・ピーターズ氏によると、地政学的な緊張やマクロ経済の不透明感、企業の業績予想の下方修正、さらには量子コンピュータの脅威などが投資家のリスク回避を促しているとのことです。
特にビットコインのETFからの資金流出が大きく、これが売り圧力を強め、連鎖的な清算を引き起こしていると指摘されています。ただ、技術的にはビットコインは過去の大きな調整後にサポートとなった200週移動平均線付近に近づいており、ここが反発のポイントになる可能性もあるようです。
今回のトランプ関連トークンの急落は、政治的な調査と市場のセンチメントが複雑に絡み合った結果と見られます。こうした動きは仮想通貨市場の不安定さを改めて示していると言えるでしょう。今後、調査の進展や市場の反応を引き続きウォッチしていきたいですね!
