米株高でも仮想通貨は下落中の理由とは?
みなさん、こんにちは。今日はアメリカの株式市場と仮想通貨の動きについてお話しします。
アメリカ株は強いリスクオンムードを継続
アメリカの主要株価指数、S&P 500、ナスダック、ダウジョーンズは水曜日の取引開始から大きく上昇しました。特にテクノロジー株や成長株が牽引役となり、リスクを取る動きが強まっています。S&P 500は0.72%上昇し、ナスダックは0.89%の上昇、ダウも0.5%上昇してスタートしました。市場関係者によると、これは大型株全体にわたる広範な強さを示しており、マクロ経済リスクの中心は依然としてテックや成長株にあるとのことです。
仮想通貨は株価上昇とは逆に下落傾向
一方で、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)といった主要な仮想通貨は、株式市場の強さとは対照的に24時間で2.5%から4.3%の下落を見せています。ビットコインは約67,253ドル、イーサリアムは約1,939ドル、ソラナは約80.80ドルで取引されています。特にビットコインは一時70,000ドルを下回る場面もあり、仮想通貨市場全体の時価総額も2日連続で減少しました。
仮想通貨はマクロリスクの「高ベータ」資産としての役割
このような株高・仮想通貨安の動きは、仮想通貨が「マクロ経済リスクの最も純粋な表現」であることを示しているといいます。つまり、投資家がリスクを取る気分のバロメーターとして仮想通貨が機能している一方で、市場のボラティリティが高まると最初にリスクを減らす対象にもなっているのです。大手の仮想通貨は、アメリカ株のポートフォリオにおける「高ベータ衛星」のような存在であり、株式市場の動きに強く連動しつつも、より大きな値動きを見せる傾向があります。
今後もS&P 500やナスダックが上昇基調を維持する限り、システマティックな投資ファンドは大型仮想通貨を株式のリスクを取るための補完的な資産として扱い続ける可能性が高いでしょう。つまり、仮想通貨市場はウォール街のマクロ経済の動きに強く結びついているものの、その値動きはより激しいという特徴があるようです。
今回の動きは、仮想通貨が単なる独立した資産クラスではなく、マクロ経済のリスク感情を反映する「高リスク・高リターン」の資産としての側面を改めて示していると言えそうです。
引き続きウォッチしていきたいですね!
