米国 CFTC・FDIC 新体制と暗号資産規制の未来

みなさん、こんにちは。

米国の金融規制機関の新体制とデジタル資産への影響

最近、米国の上院でマイケル・セリグ氏が商品先物取引委員会(CFTC)の新しい委員長に、トラビス・ヒル氏が連邦預金保険公社(FDIC)の委員長にそれぞれ承認されました。両者とも暗号資産に対して前向きな姿勢を示しており、デジタル資産の規制明確化やイノベーション推進を支持しています。

特にセリグ氏は、SEC(証券取引委員会)がリップル社のXRPを証券として扱うかどうかの法的争いの中で、XRPなどのデジタルトークンを自動的に証券とみなすべきではないと主張してきたことで知られています。今後、CFTCはこれまでの先物やスワップ取引の規制範囲を超えて、デジタル資産の現物市場にも権限を拡大しようとしており、セリグ氏はSECとの橋渡し役を担うと期待されています。

実際、CFTCはすでに暗号資産を規制枠組みに組み込み始めており、先物取引所での初の現物暗号資産取引を認可したり、海外のプラットフォームが米国顧客向けにデリバティブ商品を提供するための登録ルートを設けたりしています。

一方、ヒル氏はトランプ政権下でFDICの委員長に指名され、現在は暫定委員長を務めています。彼は銀行が暗号資産に関わる際の事前承認ルールの緩和を進め、「デバンキング」(暗号関連企業の銀行サービス排除)に反対し、支払い手段や分散型金融(DeFi)の効率化のためのトークン化を支持しています。

また、ヒル氏はバイデン政権が導入したいくつかの政策、特に2023年の銀行破綻を受けて提案されたブローカー預金の制限などを見直す方針も示しています。

このように、CFTCとFDICのトップが暗号資産に対して比較的柔軟かつ前向きな姿勢を持つ人物に交代したことで、米国のデジタル資産規制の方向性に変化が起きる可能性があります。特に規制の明確化や市場の拡大に向けた動きが加速するかもしれません。

引き続きウォッチしていきたいですね!