こんにちは、みなさん!今日はちょっと面白いニュースをシェアしますね。シンガポールに拠点を置くデジタル資産のカストディ(保管)やウォレットサービスを提供する Cobo が、Google の新しい AI エージェント向け決済プロトコル「Agent Payments Protocol(AP2)」に参加したという話題です。
この AP2 は、Google が提唱するオープンな決済標準で、AI エージェントがユーザーに代わって安全かつ検証可能な取引を行えるように設計されています。つまり、将来的には AI が自動的に支払いを処理してくれる仕組みが広がるかもしれません。
Cobo はこの AP2 を活用したアプリケーションを開発中で、2026年2月にはライブデモを予定しているそうです。Cobo はもともと機関投資家向けの資産管理に強みがあるので、そのノウハウを活かして信頼性の高い自動決済システムを支える役割を担う可能性が高そうですね。
ちなみに、AP2 のパートナーには MetaMask や Coinbase、Ethereum Foundation、Circle といった大手の Web3 関連企業だけでなく、Mastercard や American Express、PayPal といった伝統的な決済企業も名を連ねています。これを見ると、AI とブロックチェーン技術が融合した新しい決済の形が徐々に現実味を帯びてきているのかなと感じます。
AP2 はユーザーの承認を得た上で、AI エージェントが支払いを実行し、その意図や取引履歴が明確に記録される仕組み。Web3 の世界では、マイクロペイメントやエージェント同士のサービス決済など、新しいビジネスモデルの土台になるかもしれません。
また、Cobo は2025年3月に Core というプロジェクトと提携し、ビットコインのデュアルステーキング(複数のトークンを使った利回り獲得)も展開しています。こうした動きからも、Cobo は単なるウォレット提供者にとどまらず、Web3 の金融インフラを支える重要なプレイヤーとして注目されているようです。
これから AI とブロックチェーンがどのように組み合わさって、私たちの生活や経済に影響を与えていくのか、引き続きウォッチしていきたいですね!

Coin Telegraph
TechCrunch
Finbold