ビットコイン ETF 資金流出と価格調整の今

みなさん、こんにちは。今回はビットコイン(BTC)の価格調整と、それに伴うビットコインETFの動きについてお話しします。

ビットコインETFの大規模な資金流出

最近のビットコイン価格の調整は、特に取引所取引型ファンド(ETF)における資金の動きにもはっきりと表れています。中でも、ブラックロックの「iShares Bitcoin Trust(IBIT)」は過去5営業日で約10億9,000万ドルものビットコインの純流出を記録しました。

特に11月18日には1日で5億2,300万ドルの資金が流出し、その後も11月20日に3億5,500万ドル、11月21日に1億2,200万ドルと大きな売り圧力が続いています。一方で、11月19日には約6,060万ドルの資金流入があり、売り一辺倒ではない動きも見られました。

このような大規模な資金流出は、機関投資家が利益確定やリスク回避、あるいはマクロ経済の不透明感に反応している可能性を示唆しています。ビットコインETFは市場心理の重要な指標とされているため、今回の動きは一時的な調整かもしれませんが注目に値します。

ビットコイン市場の現状と価格分析

ビットコイン自体も同様に慎重な動きを見せており、価格は9万ドルを下回り、7か月ぶりの安値となる8万~8万2,000ドル付近を試しています。これは、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに慎重な姿勢を示し、世界的な流動性の引き締めや機関投資家の売りが影響していると考えられます。

一方で、戦略的にビットコインを保有する企業(旧マイクロストラテジー)は、9万ドル以下の価格を買い増しのチャンスと捉えているようです。つまり、今回の調整は買い場と見る向きもあるわけです。

記事執筆時点でのビットコイン価格は約8万3,900ドルで、過去24時間で0.4%上昇したものの、週間では約13%の下落となっています。価格は50日および200日の単純移動平均線(SMA)を大きく下回っており、短期・中期的には弱気トレンドが続いている状況です。

ただし、14日間の相対力指数(RSI)が23.14と30を大きく下回る「売られ過ぎ」の状態を示しており、短期的には買い戻しの可能性も考えられます。ただし、反転の確証には取引量の増加や移動平均線のクロスなどの追加シグナルが必要でしょう。

今回の動きは、ビットコイン市場が依然としてマクロ経済の影響を強く受けていることを示しているようです。機関投資家の動向やテクニカル指標の変化を注視しながら、今後の展開を見守る必要がありそうですね。引き続きウォッチしていきたいですね!