イーサリアム 価格下落と ステーキング最高記録
みなさん、こんにちは。今回はイーサリアム(Ethereum)の価格動向について、最近の市場状況をわかりやすく解説していきます。
イーサリアム価格は弱気相場に突入
イーサリアムの価格は、昨年8月の最高値から約60%も下落し、現在は約1,985ドルとなっています。これで4週連続の下落となり、市場全体の弱さを反映しています。特に、アメリカの消費者物価指数の発表を控え、市場の警戒感が強まっているようです。
価格下落の背景には、イーサリアム関連のETF(上場投資信託)や先物の取引需要が減少していることが挙げられます。例えば、スポットのETH ETFでは、先週だけで1億2,900万ドル以上の資金流出があり、これで4か月連続の資金流出となっています。また、先物のオープンインタレスト(未決済建玉)も昨年の700億ドル超から230億ドルまで大幅に減少しており、投資家の関心が薄れていることがうかがえます。
一方でステーキングは過去最高に
そんな中、イーサリアムのステーキング量は逆に増加傾向にあります。現在、全供給量の約30%にあたる約3,680万ETHがステーキングされており、これは過去最高の水準です。ステーキング待ちのキューも増えており、4百万ETH以上がステーキングを待っている状況です。これにより、ネットワークのセキュリティを支えるバリデーター数も約100万人に達しています。
テクニカル分析から見る今後の展望
価格チャートを週足で見ると、イーサリアムは8月の4,950ドルから現在の約1,988ドルまで大きく下落しています。重要なサポートラインであった2,112ドルも割り込み、弱気相場が続いていることがわかります。
ただし、テクニカル指標にはいくつかの反転の兆しも見られます。例えば、逆ヘッドアンドショルダーという反転パターンが形成されつつあり、平均方向性指数(ADX)が下落してトレンドの勢いが弱まっていること、そして相対力指数(RSI)が30に近づき過熱売られ状態にあることなどです。過去の傾向から、RSIがこの水準に達すると価格が反発することが多いようです。
著名なアナリストのトム・リー氏も、イーサリアムが底打ちに近い可能性を指摘しており、もし反発が起これば次の注目ポイントは心理的な節目である2,500ドルになるかもしれません。
全体としては、短期的にはまだ不安定な状況が続きそうですが、ステーキングの増加やテクニカル指標の反転サインから、底打ちの兆しも見え隠れしています。今後の動きに注目しつつ、引き続きウォッチしていきたいですね!
