みなさん、こんにちは。
イーロン・マスクとサム・アルトマンのSNSバトルが続く
テスラのCEOイーロン・マスクと、OpenAIのCEOサム・アルトマンが、マスクのSNSプラットフォーム「X(旧Twitter)」上でまたやり取りをしています。二人はOpenAIの共同創業者ですが、その後、SNSや裁判、企業ブログなどで対立を深めてきました。
アルトマンのテスラ・ロードスター予約キャンセル騒動
今回のきっかけは、アルトマンが2018年に予約したテスラのスポーツカー「ロードスター」の予約をキャンセルし、5万ドルの予約金の返金を求めたものの、メールが届かなかったという「三幕の物語」を投稿したことでした。彼は「車を本当に楽しみにしていたし、遅れは理解しているが、7年半は長すぎる」とコメントしています。
このロードスターは2017年に発表されて以来、何度も発売が延期されており、マスクは今年中に新型を発表するとしています。
マスクの反応と両者の対立の背景
マスクはアルトマンの投稿に対し、「非営利団体を奪った」と批判しました。これは以前からマスクがアルトマンやOpenAIに向けて繰り返している主張で、OpenAIが営利企業へと再編しようとしたことに反発し、裁判や買収提案なども行っています。
さらにマスクは自らAIスタートアップ「xAI」を立ち上げ、OpenAIやAppleを独占禁止法違反で訴えるなど、競争を激化させています。アルトマンはこれに対し、マスクが自身のSNSを利用して競合を不当に妨害していると非難しています。
今回のやり取りでは、マスクが「問題は解決され、24時間以内に返金された」とも指摘し、アルトマンの投稿が全ての事実を伝えていないと示唆しました。
こうしたやり取りは、単なる個人間のトラブルにとどまらず、AI業界やテクノロジー界の大きな動きの一端を映しているようにも見えますね。今後も両者の動向は注目されそうです。引き続きウォッチしていきたいですね!

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