Coreweave の AI インフラ最新動向まとめ
みなさん、こんにちは。今回は AI クラウドインフラの注目企業、Coreweave の2025年の動きをまとめてみました。
Coreweave の IPO と株価の動き
Coreweave は今年3月に大きな期待を集めて IPO を果たしましたが、当初の盛り上がりほどの結果にはならなかったようです。その後、株価は40ドルでスタートし、8か月間で150ドル超まで上昇したものの、現在は90ドル前後で推移しています。株価の上下が激しいことから、一部では「ミーム株」とも比較されることもあるようです。
買収計画の挫折と積極的な事業拡大
10月には、ビジネスパートナーである Core Scientific の買収計画が株主の懐疑的な反応で頓挫しましたが、その一方で複数の企業を買収し、事業の拡大を続けています。3月には AI 開発プラットフォームの Weights and Biases を、9月には強化学習を活用した AI エージェント開発の OpenPipe を買収。さらに10月にはオープンソースノートブックの Marimo や AI 企業の Monolith も手に入れています。
CEO の見解とビジネスモデルの革新
Coreweave の共同創業者兼 CEO のマイケル・イントラトール氏は、同社の株価の変動や批判に対し、「新しいビジネスモデルを作っている過程での試行錯誤」と説明しています。特に、Nvidia の GPU を大量に保有し、それを担保に資金調達を行うという独自の手法を取っている点が特徴的です。彼は「新しい道を切り開くには困難がつきもの」と語り、経済環境の不確実性も影響していると指摘しました。
AI 業界の「循環性」問題と Coreweave の立場
AI 業界では、主要企業同士が相互に投資し合う「循環的」なビジネスモデルが批判されることもありますが、イントラトール氏はこれを「供給と需要の激変に対応するための協力」として肯定的に捉えています。Nvidia も投資家かつ GPU の供給元であることから、こうした連携は業界の変化に対応するための戦略の一環と見られています。
今後の展望
Coreweave は OpenAI とのクラウドパートナーシップを拡大し、さらに米国連邦政府や防衛産業向けのクラウドインフラ提供にも乗り出す計画を発表しています。元々は暗号通貨のマイニングからスタートした企業が、わずか数年で AI インフラの重要プレイヤーへと成長している点は興味深いですね。
全体として、Coreweave は新しいビジネスモデルの構築に挑戦しつつ、株価の変動や負債の問題など課題も抱えていますが、AI インフラ市場の成長に伴い注目を集め続けています。今後の動きも引き続きウォッチしていきたいですね!
