仮想通貨 トークン供給増加の影響とは?

みなさん、こんにちは。今日は仮想通貨市場で注目されたいくつかの話題をわかりやすくまとめてお伝えします。

トークンの供給増加がリターンに影響?

Blockworks の共同創業者、マイケル・イッポリト氏によると、仮想通貨業界は「存在意義の危機」に直面しているかもしれません。理由は、トークンの供給量が価値の創出を上回って増えているからです。市場全体の時価総額は大きく変わっていないものの、トークン1つあたりの平均価値は伸び悩んでいるとのこと。

具体的には、平均的なコインの価格は2020年とほぼ同じ水準で、2021年からは約半分に下がっています。さらに、多くのトークンはピーク時から約80%も価値を落としているそうです。これは、大型の資産に利益が集中し、それ以外の多くのトークンは市場の成長に追いつけていないことを示しています。

イッポリト氏は「新しいトークンを大量に作っても、市場全体の時価総額は横ばいのまま」と述べており、トークンの発行がリターンの希薄化につながっている可能性を指摘しています。

マイケル・セイラー氏「ビットコインの価格は資本の流れで動く」

マイケル・セイラー氏は、これまでビットコインの価格動向を説明してきた「4年ごとの半減期サイクル」はもはや通用しないと語っています。彼によると、現在は資本の流れや信用状況、機関投資家の需要が価格を左右しているとのこと。

これまでは半減期がマイナーの報酬を減らし、それが価格上昇の期待を生んでいましたが、今後は銀行やデジタルクレジットの動きがより重要になるとセイラー氏は考えています。つまり、単なる供給ショックだけでなく、大手金融機関やファンドの動向がビットコインの価格に大きな影響を与える時代に入ったということです。

Polymarket、物議を醸した市場を削除

予測市場プラットフォームの Polymarket は、イラン上空で行方不明になった米軍パイロットの救出に関する市場を削除しました。この市場は、救出が確認されるかどうかを賭けの対象にしており、倫理的な問題から大きな批判を浴びました。

米国議員のセス・モールトン氏はこの市場を「不快だ」と非難し、負傷や行方不明の可能性がある人物の運命を賭けの対象にすることに強い懸念を示しました。Polymarket はこの市場が自社の「誠実性基準」に違反していたとして削除し、内部の審査プロセスを見直すと発表しています。

この件は、戦争や人命に関わるリアルな出来事を予測市場で扱うことの是非について、改めて議論を呼びそうです。

今回の話題は、仮想通貨市場の構造的な課題や価格形成の変化、そして倫理的な問題まで多岐にわたりました。特にトークンの供給過多によるリターンの希薄化や、ビットコインの価格が資本の流れに左右されるようになった点は、今後の市場動向を考えるうえで重要なポイントかもしれません。Polymarket の件も含め、仮想通貨や Web3 の世界がますます複雑で多面的になっていることを感じますね。引き続きウォッチしていきたいですね!