バイブコーディング と Sapiom が拓く未来

みなさん、こんにちは。今回は、プログラミングの知識がなくても自分でアプリを作れる「バイブコーディング」という新しい技術と、それを支える注目のスタートアップについてお話しします。

バイブコーディングで非エンジニアもアプリ開発が可能に

最近、プログラミング経験がない人でも、自然な言葉でアプリの仕様を伝えるだけでコードを生成してくれるツールが登場しています。例えば「Lovable」のようなサービスは、こうした「プロンプトからコードを作る」技術を使って、簡単なプロトタイプを作るのに役立っています。

ただし、実際にSMS送信や決済処理など外部のサービスと連携して本格的に動かすには、認証や支払いの仕組みを自分で組み込む必要があり、ここが初心者には難しいポイントになっています。

AIエージェントのための決済インフラを作るSapiom

そこで注目されているのが、Shopifyで決済エンジニアリングを担当していたイラン・ゼルビブ氏が立ち上げたスタートアップ「Sapiom」です。Sapiomは、AIが自動的に必要なソフトウェアやAPI、データ、計算リソースを購入できる金融レイヤーを開発しています。

例えば、AIがSMS送信サービスのTwilioを使う際には認証やマイクロペイメント(少額決済)が必要ですが、Sapiomはこれを人の手を介さずにスムーズに処理できる仕組みを目指しています。

Accelのパートナーであるアミット・クマール氏も、AIエージェントが実際に機能するためにはこうした企業向けの金融インフラが不可欠だと語っており、AccelがSapiomの1500万ドルのシードラウンドをリードしています。

API利用はすべて支払いが伴う

クマール氏は「APIを呼び出すたびに支払いが発生する」と指摘しています。例えば、テキストメッセージを送る、AWSのサーバーを立ち上げるなど、すべてが支払いの対象です。Sapiomはこうした支払いをAIが自動で管理できるようにすることで、AIエージェントの自律的な動きを支えようとしています。

バイブコーディングとSapiomの連携イメージ

将来的には、バイブコーディングでSMS機能付きのアプリを作る際に、Twilioのアカウント登録やAPIキーの設定を自分でやらなくても、Sapiomが裏側で処理してくれるようになるかもしれません。利用者はサービス利用料をプラットフォーム経由で支払うだけで済みます。

今後の展望と個人的な感想

現時点ではSapiomは企業向けのサービスに注力していますが、将来的には個人のAIエージェントがUberの手配やAmazonでの買い物などを自動で行うための決済基盤になる可能性もあります。ただ、ゼルビブ氏はAIが勝手に消費を増やすわけではないと考えており、まずはビジネス向けの金融レイヤー構築に注力しているようです。

こうした技術が進むことで、プログラミングの壁がさらに下がり、AIがより自律的に動く未来が近づいているのを感じますね。引き続きウォッチしていきたいですね!