AI 音楽が 44%! Deezer の最新動向まとめ
みなさん、こんにちは。今回は音楽ストリーミングサービス Deezer に関する最新の話題をお伝えします。
AI生成音楽の急増と現状
Deezer が発表したところによると、現在プラットフォームにアップロードされる新曲のうち、なんと 44% が AI によって生成された音楽だそうです。1日に約 7万5千曲、月間では 200 万曲以上の AI 音楽が届いているとのこと。これは昨年初めの 1 万曲から大幅に増加している数字です。
ただし、実際の再生数は全体の 1~3%とまだ少なく、そのうち 85%は不正な再生とみなされて収益化が停止されています。Deezer は AI 音楽を自動的にアルゴリズムの推薦や編集プレイリストから除外し、高音質版の保存もやめるなど、対策を強化しています。
AI音楽の影響とユーザーの意識
先週、AI生成の楽曲がアメリカやイギリス、フランスなど複数の国の iTunes チャートでトップになったことも話題になりました。Deezer の CEO は、AI音楽がもはやマイナーな存在ではなくなったとし、アーティストの権利保護や透明性の確保に業界全体で取り組む必要があるとコメントしています。
また、昨年実施された Deezer の調査では、97%の参加者が AI 音楽と人間が作った音楽の違いを判別できなかった一方で、52%は AI 音楽を人間の曲と同じチャートに載せるべきでないと考え、80%は AI 音楽に明確なラベル表示が必要だと答えています。
他のストリーミングサービスの対応
Deezer は 2025年6月に世界で初めて AI 音楽のタグ付けを始め、これまでに 1,340 万曲以上にタグを付けています。フランスの Qobuz も AI コンテンツのタグ付けを計画中で、Spotify や Apple Music はフィルターや配信者の透明性努力を組み合わせて対応しているようです。
AI技術の進化により音楽の制作や流通の形が大きく変わりつつあることが感じられますね。今後もアーティストの権利やリスナーの体験を守りつつ、どのように AI 音楽と共存していくのか、引き続きウォッチしていきたいですね!
