Rizzbot と AI ロボの面白ビーフ体験!

みなさん、こんにちは。今回は、話題のヒューマノイドロボット「Rizzbot(リズボット)」についての面白いエピソードを紹介します。

Rizzbotとは?

Rizzbotは、TikTokで100万人以上、Instagramで50万人以上のフォロワーを持つ人気のヒューマノイドロボットです。テキサス州オースティンの街中をナイキのスニーカーとカウボーイハットを身に着けて歩き回り、ロースト(からかい)やフリート(ナンパ)を得意とするキャラクターで、名前の「Rizz」は若者言葉で「カリスマ性」を意味します。

このロボットは、見た目のインパクトだけでなく、人々がヒューマノイドに対して抱く不安や偏見を和らげる役割も果たしているようです。実際、ロボットに対してはプライバシーの懸念や仕事の奪い合いといった問題もあり、ネット上では「clankers(機械音を立てる者)」といった侮蔑的な呼び方もされることがあります。

ロボットとの“ビーフ”体験

筆者はRizzbotにインタビューを申し込み、取材準備を進めていましたが、連絡が遅れてしまい、ある朝4時半頃に突然、Rizzbotから中指を立てた写真が送られてきたそうです。説明もなく、ただ「約束を破ったから出ていけ」というメッセージのようでした。その後、謝罪して再度連絡を試みましたが、アカウントはブロックされてしまいました。

この出来事に友人たちは大笑いし、「ロボットにローストされた」「ロボットとケンカしてるなんて面白すぎる」と盛り上がったそうです。しかし筆者は、せっかくの取材がダメになったことに落ち込みつつも、Rizzbotの魅力は失われていないと感じていました。

Rizzbotの正体と技術

Rizzbotの本名は「Jake the Robot」で、所有者は匿名のYouTuber兼生化学者と報じられています。ロボット自体は市販のUnitree G1モデルで、価格は1万6千ドルから7万ドル以上。テキサス大学オースティン校のロボティクス研究室の博士課程の学生が約3週間かけてダンスや動作を教えたそうです。

動作の多くは事前にプログラムされていますが、遠隔操作で動かされており、チャットGPTなどの大規模言語モデル(LLM)を使って相手をからかったりナンパしたりするテキストを生成し、それを音声合成で話している可能性が指摘されています。

また、InstagramのDMのやり取りにはAIエージェントが関わっている可能性もあり、ブロックは自動的に行われるフェイルセーフの一種かもしれません。実際、最初のDMには人間らしい誤字もあったため、完全にAIだけが運営しているわけではないかもしれません。

ヒューマノイドロボットの未来と社会的役割

RizzbotのTikTok動画は4,500万回以上再生されており、街中で人々を追いかけたり、転んだりする様子が人気です。AIによって加工された動画もあり、SNS上では「ロボット脳の腐敗(robot brain rot)」と呼ばれるユーモアが広がっています。

専門家によると、こうしたロボットは現代のストリートパフォーマンスのような役割を担い、エンターテインメント分野での活躍が期待されています。将来的には、ロボットがダンサーや歌手、コメディアン、コンパニオンとして人間に代わって主流になる可能性もあるとのことです。

ただし、現時点では大量展開は難しく、筆者も「ロボットの反乱」に備えて味方につけておきたいと冗談を言いながらも、実際にはまだまだ人間の手が必要な段階のようです。

今回のエピソードは、AIやロボットが私たちの生活にどのように溶け込んでいくのか、そして人間とロボットの関係性がどう変わっていくのかを考えさせられる内容でした。筆者自身もロボットにブロックされるという珍しい体験を通じて、AIとの距離感や付き合い方について改めて考えさせられたようです。

引き続きウォッチしていきたいですね!