Monad ネットワークで話題の偽トークン送金問題とは?
みなさん、こんにちは。今回は、最近話題になっている新しいブロックチェーン「Monad(モナド)」のメインネットとトークン「MON」のローンチ直後に起きた、ちょっと変わった現象についてお話しします。
Monadで起きた「偽のトークン送金」問題とは?
MonadのネットワークとMONトークンが正式に公開されてからわずか数日で、ユーザーの間で「偽のトークン送金」が報告されました。これは、実際には資金の移動やウォレットの署名が一切ないのに、トークンが送られたように見える取引がブロックチェーンのエクスプローラー上に表示されてしまうというものです。
MonadのCTO兼共同創設者であるジェームズ・ハンサカー氏によると、これは悪意のある第三者がERC-20トークンのイベントを偽造して発信しているためで、エクスプローラーはそれを本物の取引として表示してしまっているとのことです。
どうしてこんなことが起きるの?
ERC-20はトークンの標準的なインターフェースですが、誰でもこの規格に沿ったスマートコントラクトを作成できます。悪意のある人は、この仕組みを利用して、実際にはウォレットの承認がないのに、あたかもトークンが送られたかのようなイベントを発生させることができるのです。
つまり、ブロックチェーン自体のバグではなく、スマートコントラクトの中で「見せかけの取引」を作り出してユーザーを騙そうとしているわけです。
なぜこんな偽装が行われるのか?
この偽の送金イベントは、Monadのネットワークが始まったばかりで、多くのユーザーが初めてウォレットを開設しトークンを動かし始めるタイミングで発生しています。こうした偽装は、あたかも活発な取引が行われているかのように見せかけ、新しいネットワークの盛り上がりを演出しようとしている可能性があります。
実際、MONトークンはローンチ後すぐに価格が上昇し、注目を集めています。こうした動きに合わせて偽の取引が増えているのかもしれません。
Monadとはどんなブロックチェーン?
Monadは、イーサリアムやソラナの競合として注目されている高性能なEVM(イーサリアム仮想マシン)互換のネットワークです。並列処理を活用して高いスループットを実現し、負荷の高いアプリケーションにも対応できる設計となっています。
今回の偽装事件は、技術的な問題というよりは、スマートコントラクトの仕組みを悪用した「見せかけの取引」が原因のようです。ユーザーとしては、エクスプローラーに表示される情報を鵜呑みにせず、実際のウォレットの動きをよく確認することが大切かもしれませんね。
引き続きウォッチしていきたいですね!
