Larian Studios が語る AI アート不使用の新作 Divinity

みなさん、こんにちは。今回はゲーム業界で話題になっている、Larian Studiosの新作RPG「Divinity」に関するAIアートの使用についてのニュースをお伝えします。

Larian Studios、新作「Divinity」でAI生成アートは使わないと明言

「Baldur’s Gate 3」で知られるLarian Studiosが、次回作「Divinity」ではAIが生成したアートを一切使わないと発表しました。スタジオのトップ、Swen Vincke氏がRedditのAMA(Ask Me Anything)でこの点を明確にしました。

以前のインタビューでAIツールの活用に言及したことから誤解が生じていましたが、Vincke氏は「コンセプトアートや最終的なゲーム内アセットに関しては、AI生成のものは使わない」と説明しています。

AIツールは内部で試験的に使うが、クリエイティブな資産には慎重

スタジオとしては、開発の効率化を図るためにAIツールを試すことはあるものの、ゲームに実際に使われるアート作品は人間のクリエイターが手がけたものに限定する方針です。Vincke氏は「トレーニングデータの出所や作成者の同意が100%確認できる場合のみ、AI生成のアセットを使う可能性がある」とも述べています。

ゲーム業界におけるAI活用の議論と今後の展望

2022年のChatGPTやMidjourneyの登場以降、ゲーム開発における生成AIの利用は賛否両論が続いています。クリエイターやプレイヤーからは、AIが創造性や雇用に与える影響を懸念する声もありますが、一方で開発コストの増加やプレイヤーの期待に応えるために効率化を求める動きもあります。

Larian Studiosの機械学習担当リーダー、Gabriel Bosque氏は「AIはクリエイティブチームや声優の仕事を奪うのではなく、サポートするツールとして捉えている」とコメント。新技術のポジティブな活用方法を模索しているようです。

「Divinity」シリーズは2002年から続くファンタジーRPGで、ターン制バトルや物語の選択肢、協力プレイが特徴です。今回の方針がプレイヤーや業界にどのように受け止められるか、注目が集まっています。

個人的には、AI技術の進化はゲーム開発に新たな可能性をもたらす一方で、クリエイターの権利や作品のオリジナリティを守るための慎重な対応も必要だと感じます。Larian Studiosのように透明性を持って取り組む姿勢は、今後の業界の指針の一つになるかもしれませんね。引き続きウォッチしていきたいですね!