テザーが初の大手監査法人監査へ!透明性強化の一歩

みなさん、こんにちは。今回は、世界最大のステーブルコイン発行企業であるテザー(Tether)が、ついに大手監査法人による初の完全な監査を受けることを発表したニュースをお伝えします。

テザーが大手監査法人による初監査を実施へ

テザーは、これまで約 1,920 億ドルとされるUSDTの裏付け資産の保有を主張してきましたが、創業以来、大手の「ビッグフォー」監査法人による正式な監査は受けていませんでした。これまではイタリアの会計事務所による証明書を使っていましたが、直接的な会計検査は行われていなかったのです。

今回、テザーはビッグフォーのいずれかの監査法人と契約を結び、初の独立した財務監査を行うと発表しました。ただし、どの監査法人が担当するかはまだ明かされていません。

ビッグフォー監査の意義と背景

ビッグフォーとは、デロイト、プライスウォーターハウスクーパース(PwC)、アーンスト・アンド・ヤング(EY)、KPMG の4大監査法人のこと。これらは世界的に信頼されており、監査の厳格さや透明性の基準として知られています。

テザーのCEOは昨年、監査を受ける計画を明かしていましたが、企業規模の大きさから時間がかかっていると説明していました。

また、アメリカでは昨年成立した「GENIUS Act」という法律により、外国のステーブルコイン発行者も厳格な監査を受けることが求められています。テザーは本社をエルサルバドルに置いていますが、この法律の対象となる可能性があり、今回の監査はこの法令遵守の一環とも考えられます。

アメリカ向けの新ステーブルコイン「USAT」と監査の実績

昨年、テザーはアメリカ市場向けに「USAT」という新しいステーブルコインを立ち上げました。こちらはUSDTに比べて市場規模はかなり小さく、現在の時価総額は約2,700万ドルほどです。

このUSATは、デロイトによる監査をすでに受けており、こちらは透明性の面で一定の評価を得ています。

今回のテザーの動きは、長年の懸念であった資産裏付けの透明性を高める一歩として注目されています。どの監査法人が担当するのか、そして監査結果がどのような内容になるのか、今後の発表が待たれますね。

引き続きウォッチしていきたいですね!