イーサリアム大量購入!BitMineの狙いとは
みなさん、こんにちは!今回は、最近話題になっているBitMine(ビットマイン)という企業のイーサリアム(ETH)大量購入について、海外のニュースをもとに分かりやすくまとめてみます。
まず、BitMineの会長であるトム・リー氏が、今月初めに仮想通貨市場で大きなレバレッジ解消(いわゆる「ポジション整理」)が起きたタイミングで、イーサリアムを大量に買い増したことを明らかにしています。彼のコメントによると、現在のETHのオープン・インタレスト(未決済建玉)は6月末と同じ水準で、その時の価格は2,500ドルだったそうです。今後のイーサリアムの「スーパーサイクル」を見越して、今の価格はリスクとリターンのバランスが良いと考えているようです。
さらに、BitMineは今週月曜日にも、BitgoやKrakenといった大手取引所から2億5,000万ドル分のイーサリアムを追加購入したと、ブロックチェーン分析プラットフォームのArkham Intelligenceが伝えています。これでBitMineのイーサリアム保有量は330万枚を超え、全体の2.74%にあたるそうです。目標は全供給量の5%を保有することらしく、かなり本気度がうかがえます。
トム・リー氏は先週のポッドキャストでも強気な発言をしていて、年内にイーサリアムが1万ドルに到達するという予想を変えていないようです。ちなみに、この記事が出た時点でETHは約4,000ドルなので、そこから約2.5倍になる計算です。もちろん、これはあくまで彼の予想なので、投資判断は慎重にしたいところですね。
BitMineの株価も好調
BitMineの株(BMNR)は、月曜日に約8%上昇し、53.80ドルで取引されました。過去6か月で見ると、なんと約7倍に値上がりしているとのことです。機関投資家からの資金流入も続いていて、BitMineとMSTR(マイクロストラテジー)の2社で、世界中のDAT取引量の88%を占めているという話も出ています。
イーサリアム最大の保有企業に
BitMineは、公開企業としてはイーサリアムの保有量が圧倒的に多く、2位のSharpLink Gaming(約84万枚)を大きく引き離しています。2025年に入ってからも、機関投資家によるイーサリアムの買い増しが続いていて、トレジャリー企業全体で574万枚(全供給量の約4.75%)に達しているそうです。
こうした動きが今後のイーサリアム価格や市場全体にどんな影響を与えるのか、引き続き注目していきたいですね。あくまで海外の情報をもとにした内容なので、投資判断はご自身でしっかり調べてから行ってください!
