2025 年 12 月 アルトコイン取引量 最安値の理由

みなさん、こんにちは。今回は 2025 年 12 月の主要アルトコインの取引状況について、最新のデータをもとに解説していきます。

12 月のアルトコイン取引量が2025年の最安値に

12 月に入ってから、XRP、BNB、SOL、ADA といった主要アルトコインの取引量が大きく減少し、2025 年の中で最も低い水準に落ち込んでいるようです。複数のオンチェーン分析によると、トレーダーたちは慎重な姿勢を崩さず、流動性が薄くなっていることが背景にあると見られています。

例えば、XRP の取引量は約 320 億ドルで、今年最も低い数字となりました。そのうち約 123 億ドルが Binance での取引で、取引参加者は減っているものの、流動性は依然として Binance に集中していることがわかります。

BNB も同様に約 137 億ドルの取引量で、そのうち 126 億ドルが Binance での取引です。Solana は 430 億ドルの取引量で、2024 年以来の低水準。Cardano は約 38 億ドルで、こちらも Binance が約半分を占めています。

全体的に見て、取引量の減少は積極的な売りではなく、トレーダーがビットコインの動きを見極めようと様子見していることが主な理由のようです。

ステーブルコインの流出とビットコインの不透明感が影響

さらに別の分析では、11 月下旬から 12 月にかけて、Binance のイーサリアムネットワーク上で USDC が約 26.8 億ドルも流出していることが明らかになりました。特に 11 月末の 1 週間で 13.5 億ドルの大規模な引き出しがあり、その後も継続的に流出が続いています。

ステーブルコインが取引所から大量に出ていくということは、短期的に買い手側の資金が減っていることを意味し、ビットコインやアルトコインの需要を冷やす要因となります。この動きは大口の投資家が資金をコールドウォレットや DeFi へ移動させている可能性や、リスクを抑えた慎重な姿勢を示しているとも考えられます。

ビットコイン自体のオンチェーン指標もまだはっきりしません。MVRV Z-Score は -0.24 と過去の割安ゾーンに近く、安定の兆しもある一方で、長期保有者の売却パターンが見られ、過去のサイクルでは数ヶ月にわたる調整局面の前触れとなっていました。

これらのデータを総合すると、アルトコインの取引量が低迷しているのはパニック売りではなく、ビットコインの動向を見極めるための慎重な様子見が続いているためと考えられそうです。今後もビットコインの動きが明確になるまでは、アルトコインの取引は控えめな状態が続くかもしれません。

引き続きウォッチしていきたいですね!