Netflix 初の 暗号資産 ロマコメ映画 制作開始!

みなさん、こんにちは。今日は Netflix が制作を始めた暗号資産(クリプト)をテーマにしたロマンティックコメディ映画「One Attempt Remaining」についてお話しします。

Netflixが初のクリプト・ロマコメを制作

今月初め、Netflix が暗号資産を題材にしたロマンティックコメディ映画「One Attempt Remaining」の制作に入ったと発表しました。これまでハリウッドのメジャー作品で暗号資産をメインテーマにした映画はほとんどなく、主にインディーズ作品や犯罪ものの直販ビデオ、あるいは未来的な小道具としての登場にとどまっていました。

映画監督の Cutter Hoderine さんは、暗号資産が現実世界では徐々に浸透しているものの、映画の中ではまだ「周辺的な存在」と感じられていると話しています。アメリカ政府がデジタル通貨に積極的であったり、ウォール街がビットコインを経済指標の一つとして見ている現状とは少しギャップがあるようです。

また、Web3 映画ファンドの CEO Leo Matchett さんは、インターネットが社会に深く浸透してからハッカーやオンライン活動を描く映画が増えたように、暗号資産も同じ道をたどっていると指摘。日常生活での利用がまだ限定的なため、映画の題材としても使いにくい面があると述べています。

暗号資産のイメージはまだネガティブ?

これまで映画での暗号資産の描かれ方は、犯罪やマネーロンダリングと結びつけられることが多かったようです。例えば、2019年の映画「Crypto」や2020年の「Money Plane」では犯罪の手段として登場し、また「ミッション:インポッシブル」シリーズの最新作でも怪しい取引に使われるシーンがありました。

さらに、2023年の映画「The Quiet Maid」では、暗号資産を扱う富裕層が嫌味なキャラクターとして描かれたり、2024年や2025年のアクション映画でも「クリプト・ブロ」と呼ばれるキャラクターが1980年代のヤッピーのような悪役的なポジションに置かれています。

Web シリーズ「Crypto Castle」の監督 Viviane Ford さんは、暗号資産コミュニティ自身がミーム文化や派手な行動で世間の反感を買ってしまった面があると話しています。また、FTX や Terra の崩壊による市場の大暴落で多くの人が損失を被ったことも、暗号資産のイメージに影響を与えているようです。

興味深いのは、暗号資産関連企業が映画へのプロダクトプレイスメント(宣伝協賛)をあまり行っていない点。映画制作には数年かかるため、市場の浮き沈みとタイミングが合わないことが一因と考えられています。

徐々に変わる暗号資産の描かれ方

しかし最近は、暗号資産の仕組みを物語の重要な要素として取り入れる作品も出てきています。Netflix の「One Attempt Remaining」では、クリプトウォレットやシードフレーズの仕組みがストーリーの鍵になっているそうです。

また、Viviane Ford さんの「Crypto Castle」は、暗号資産コミュニティの人々をより人間味のあるキャラクターとして描いています。彼女はサンフランシスコの「Crypto Castle」という家で4年間暮らし、その経験をもとにスタンドアップショーやウェブシリーズを制作しました。

Web3 映画ファンドの CEO Leo Matchett さんは、暗号資産の可能性は素晴らしいものがあるものの、まだ映画で成功例が少なく、一般の人に理解されにくいと指摘。将来的には「中央集権 vs 分散型」というテーマを軸にした作品が登場し、暗号資産がグローバル経済の重要な一部として描かれるようになるかもしれないと期待しています。

暗号資産が映画やエンタメの世界でどのように描かれていくのか、まだまだ変化の途中のようです。これから主流になっていく過程で、より多様でリアルな表現が増えていくのか注目したいですね。引き続きウォッチしていきたいですね!