Cardano 価格下落と エコシステムの現状分析
みなさん、こんにちは。今回は Cardano(カルダノ)の価格動向とエコシステムの現状についてお伝えします。
Cardano の価格は弱気相場に突入か
Cardano の価格は今年に入って大きく下落し、8 月の高値から約 40% も下がっています。10 月 25 日時点では約 0.64 ドルで取引されており、テクニカル分析ではさらに 20% 程度の下落が予想されているようです。
日足チャートを見ると、8 月の 1.02 ドルからじわじわと下がり、10 月 10 日には重要なサポートラインである 0.6858 ドルを割り込み、その後に再度テストする動きが見られました。これは一般的に弱気継続のサインとされています。
さらに、50 日移動平均線と 200 日移動平均線が交差しそうで、これが「デスクロス」と呼ばれるリスクの高いパターンになる可能性があります。加えて、スーパートレンド指標や RSI、PPO などの指標も下向きで、弱気のシグナルが揃っています。
また、価格チャート上には「ベアリッシュペナント」と呼ばれる下降パターンも形成されており、これらの要素から、年初来安値の約 0.51 ドルまで下落する可能性が指摘されています。ただし、200 日指数移動平均線の 0.80 ドルを上回れば、この弱気予測は無効になるかもしれません。
Cardano のエコシステムは依然として厳しい状況
価格の下落と並行して、Cardano のエコシステムも苦戦が続いています。DeFi Llama のデータによると、Cardano の分散型金融(DeFi)にロックされている資産総額(TVL)は過去 30 日で約 20% 減少し、2.91 億ドルとなっています。
この資産は主に Liqwid、Minswap、Indigo、Splash Protocol といった限られたプロトコルに集中しており、Solana や Binance Smart Chain(BSC)、Sui といった他のレイヤー 1 ネットワークと比べるとかなり小規模です。
また、Cardano の分散型取引所(DEX)も取引量が非常に少なく、直近 24 時間の取引高はわずか 153 万ドル。一方で、Ethereum や Solana はそれぞれ 41.7 億ドル、41.0 億ドルを超える取引量を誇っています。
さらに、Cardano のステーブルコイン市場も小さく、時価総額は約 3600 万ドルにとどまっています。これは 3000 億ドルを超えるステーブルコイン市場全体から見ると非常に小さな規模です。
こうした数字は、Charles Hoskinson 氏率いる Cardano チームが進めている「Hydra」や「Midnight」といったアップグレードの期待があるものの、現状のエコシステムの課題を示しているとも言えそうです。
全体として、Cardano は価格面でもエコシステム面でも厳しい局面にあるようです。今後のアップグレードや市場の動向がどのように影響するのか、引き続きウォッチしていきたいですね!
