2025 年 急成長の予測市場とは?最新動向解説

みなさん、こんにちは。今回は、2025年に急成長を遂げた「予測市場(Prediction Markets)」についてわかりやすく解説します。

予測市場とは?

予測市場は、未来の出来事の結果に対してユーザーが賭けを行うプラットフォームです。対象は暗号資産や株価だけでなく、スポーツの試合結果や文化的なイベント、政治の動向まで多岐にわたります。例えば、アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)議長がどんな色のネクタイをするか、なんていうユニークな市場も存在しています。

2025年の急成長と規制の変化

2025年には、Polymarket や Kalshi、Limitless、Myriad といった主要プラットフォームでの週間取引量が20億ドルを超えるなど、爆発的な成長を見せました。これは、アメリカの商品先物取引委員会(CFTC)が以前の厳しい取り締まり姿勢から一転し、規制の明確化や公開討論の場を設けるなど、業界に対して前向きな姿勢を示したことが大きな要因とされています。

一方で、Polymarket は選挙予測で注目を集めたものの、外国資金の影響を指摘されるなど批判もあり、フランスでの利用禁止やFBIの捜査対象になるなど波乱もありました。しかし、CFTCの新体制のもとで規制の不透明さが改善され、Kalshi の裁判での勝利や Robinhood との提携など、業界の信頼回復と拡大が進んでいます。

メインストリームへの浸透と文化的影響

予測市場は単なる暗号通貨のニッチな分野を超え、CNN や CNBC、Google、NHL(全米ホッケーリーグ)、UFC(総合格闘技)などの大手メディアやスポーツ団体と提携するまでに成長しました。さらには、人気アニメ「サウスパーク」が予測市場をテーマにしたエピソードを放送し、アメリカの文化の一部として認知されていることを示しています。

また、トランプ・メディア&テクノロジー・グループが Crypto.com と協力して「Truth Predict」という予測市場を立ち上げるなど、政治や経済の話題も取り込んでいます。

新規参入と競争の激化

伝統的なスポーツベッティング大手の DraftKings や FanDuel、暗号資産取引所の Gemini も予測市場に参入していますが、業界の先行者である Polymarket や Kalshi のユーザーベースや市場の深さにはまだ及ばないと分析されています。

一方で、ブロックチェーン上で動く Limitless や Myriad といった新興プラットフォームも急成長を遂げており、Myriad はわずか3ヶ月で取引量が10倍に増加し、人気のウォレット「Trust Wallet」との提携も発表しています。

規制の壁と今後の展望

連邦レベルでの規制は徐々に整備されつつありますが、州レベルではギャンブル規制の問題が残っており、Kalshi はニューヨークやネバダ、コネチカットなど複数の州で法的な争いに直面しています。それでも新規参入は止まらず、業界全体としてはまだ「黎明期」と言える段階のようです。

投資家や専門家の間では、予測市場が新たなマーケット層やアプリケーションの基盤となる可能性が高いと見られており、今後の発展に期待が集まっています。

個人的には、予測市場がここまで多様な分野に広がり、文化やメディアにも影響を与えているのは非常に興味深いと思います。規制の壁をどう乗り越えていくのか、そしてどんな新しいサービスが生まれるのか、引き続きウォッチしていきたいですね!