テザーゴールド XAUT が時価総額20億ドル突破!
みなさん、こんにちは。今回は、ステーブルコイン大手のテザーが発表した「テザーゴールド(XAUT)」の最新動向についてお伝えします。
テザーゴールド、時価総額20億ドル超えの大台に
10月28日、テザーは自社の金連動トークン「テザーゴールド(XAUT)」の時価総額が20億ドルを突破したと発表しました。これは、3四半期末の約14.4億ドルから数週間で約21億ドルに急増したことを意味します。裏付けとなるのは、スイスの金庫に保管されている37万5千オンス以上の純金です。
この上昇は、金価格が1オンスあたり3,850ドルを超える歴史的な高騰と連動しており、実物資産を求める機関投資家の関心が高まっていることが背景にあります。
テザーのCEO、パオロ・アルドイーノ氏は「テザーゴールドは、実物資産がブロックチェーン上で妥協なく機能できることを証明している」と述べ、物理的な安全性とデジタルの利便性を兼ね備えた資産所有の未来を示唆しています。
規制市場での確固たる地位
エルサルバドルの規制下にあるTGコモディティーズのデータによると、テザーゴールドは1トークン=1オンスの厳密なペッグを維持しています。現在も約14万トークンが販売可能で、さらなる需要増に対応できる余地があります。
保管されている金は、ロンドングッドデリバリー基準に準拠したスイスの金庫にあり、トークン保有者はスイスの住所で実物の金塊と交換する権利を持っています。
2025年に入ってからの金価格の急騰は、世界的なインフレや地政学的リスクの高まり、中央銀行による金の積み増しが主な要因とされています。こうした「安全資産」への逃避は、トークン化された金市場全体にも波及しており、時価総額は37.2億ドルに達しています。
この分野でのテザーゴールドの最大の競合はPAXゴールド(PAXG)で、約13.1億ドルの時価総額を持ち、その他のプロジェクトはそれよりも小規模です。
機関投資家の動きも活発に
テザーゴールドの躍進は、機関投資家の注目を集める動きとも連動しています。10月初旬には、Antalphaプラットフォームが1億5,000万ドルの資金調達を主導し、ナスダック上場のシェルカンパニーを「Aurelion Inc.」に転換しました。この新会社の主な資産はテザーゴールドとなる予定です。
この取引は、Antalpha、テザーのコモディティ部門、Kiara Capitalの支援を受けており、ブロックチェーンベースの金トークンを企業の財務資産として公に認める初の事例とされています。これにより、実物資産のトークン化(RWA)に対する機関の信頼感が一段と高まる可能性があります。
今回のテザーゴールドの動きは、デジタル資産と伝統的な実物資産の融合が進む中で、今後の資産運用の形を示す一例として注目されそうです。引き続きウォッチしていきたいですね!
