アップル ニュースアプリの検閲疑惑とは?
みなさん、こんにちは。今日は、アメリカの連邦取引委員会(FTC)がアップルのニュースアプリに関して指摘している問題についてお話しします。
アップルのニュースアプリでの保守派コンテンツ検閲疑惑
FTC は、アップルが自社のニュースアプリ「Apple News」で保守的な内容のコンテンツを意図的に排除しているのではないかという疑惑を問題視しています。FTC の委員長アンドリュー・ファーガソン氏は、アップルのティム・クック CEO に宛てた書簡の中で、右寄りのシンクタンクであるメディア・リサーチ・センターの報告を引用し、アップルが右寄りのニュースをトップ20の記事から除外している可能性を指摘しました。
ファーガソン氏は、「イデオロギーに基づく検閲は断固として反対する」と強調しつつ、FTC はアップルに政治的な立場を強制する権限はないものの、もしアップルの行動が利用規約や消費者の合理的な期待に反しているなら、FTC 法に違反する可能性があると述べています。
また、連邦通信委員会(FCC)のブレンダン・カー委員長もこの見解を支持し、「アップルには保守的な意見を抑制する権利はない」とコメントしています。
アップルへの対応と背景
ファーガソン氏はアップルに対し、利用規約の全面的な見直しと、ニュースのキュレーションがポリシーに沿っているかの確認を求め、もし違反があれば迅速に是正するよう促しています。
この問題は、ドナルド・トランプ元大統領が自身のSNS「Truth Social」でメディア・リサーチ・センターの報告をシェアした翌日に明らかになりました。トランプ氏はこれまでもビッグテック企業が右寄りのコンテンツを検閲していると繰り返し主張してきましたが、多くのプラットフォームはフェイクニュース対策のために導入した制限を緩和している状況です。
アップルとトランプ政権の関係はここ1年で変動がありました。トランプ氏はアップルの中国製品に批判的でしたが、クック CEO が今後数年間で6000億ドル以上をアメリカ国内での製造に投資すると約束し、関係は改善傾向にあります。また、アップルは海外製スマホに対する関税回避にも成功しています。
ちなみに、FTC は昨年から「テックプラットフォームによる検閲」について調査を進めており、政治的立場を理由に声を封じられたと感じるユーザーからの意見を募っています。ファーガソン氏は「テック企業はユーザーをいじめるべきではない」と述べており、この調査は企業が法を犯していないかを見極める狙いがあるようです。
現時点でアップルからの公式コメントはありません。
今回の件は、テック大手の情報キュレーションの透明性や公平性について改めて議論を呼びそうです。政治的な立場によって情報が制限されるのかどうかは、多くのユーザーにとって関心の高いテーマですから、今後の動きに注目していきたいですね。引き続きウォッチしていきたいですね!
