こんにちは!今日は仮想通貨界隈で話題になっているニュースを、ざっくり分かりやすくまとめてみました。最近の動きが気になる方や、これから仮想通貨を始めてみたい方にも参考になる内容だと思うので、ぜひチェックしてみてください!

Ripple関連のEvernorthが10億ドル規模で上場へ ― XRPの巨大な財務基盤を目指す

まずは、Rippleと関係があるとされるEvernorth Holdingsというデジタル資産企業が、ナスダック上場のSPAC(特別買収目的会社)であるArmada Acquisition Corp. IIと合併し、上場を目指すという話題です。これによって、10億ドル(約1,500億円)以上の資金調達が見込まれているそうです。

この資金のうち、2億ドルは日本のSBIホールディングスが出資する予定とのこと。SBIはソフトバンクとも関係が深い企業ですね。さらに、Ripple本体やPantera Capital、Kraken、GSRといった有名どころも支援する見込みだそうです。

集めた資金は、XRP(リップル)のオープンマーケットでの購入を通じて、世界最大級のXRP財務基盤を作るために使われる予定とのこと。合併が完了すれば、新会社は「XRPN」というティッカーでナスダックに上場する見込みです。

EvernorthのCEOであるAsheesh Birlaさんは、「DeFi(分散型金融)への関心が高まる中、XRPの普及を加速させるための新しい投資手段を提供したい」とコメントしているそうです。XRPに直接投資したい機関投資家や個人投資家にとっては、今後の動きが気になるところですね。

「ビットコインはクリプトじゃない?」ジャック・ドーシーの発言が再燃

次は、Twitter(現X)の創業者であり、ビットコイン支持者としても有名なジャック・ドーシーさんの発言が話題になっています。彼が「Bitcoin is not crypto(ビットコインはクリプトじゃない)」と投稿したことで、コミュニティ内で大きな議論が巻き起こっているようです。

一部では、ビットコインの生みの親とされるサトシ・ナカモトが2010年に「ピア・ツー・ピアの暗号通貨」と表現していたことを指摘する声もありましたが、ドーシーさんは「currency(通貨)」という言葉に注目し、ビットコインはあくまでお金としての側面が強いと主張しているみたいです。

ちなみに、ドーシーさん自身がサトシ・ナカモトではないかという噂も以前からあるようですが、本人は2020年のインタビューで否定しています。「もし自分がサトシだったら、言うと思う?」と冗談交じりに答えていたそうです。

また、ビットコインのホワイトペーパー(設計書)には「crypto」という言葉は出てこないことも指摘されています。ホワイトペーパーでは「ピア・ツー・ピアの電子現金」や「暗号技術に基づく決済システム」といった表現が使われているそうです。こうした背景から、ビットコインは他の仮想通貨とは一線を画す存在だという意見もあるみたいですね。

元NY州知事クオモ氏、NY市長選で「クリプト×AI」推進をアピール

最後は、元ニューヨーク州知事のアンドリュー・クオモ氏が、ニューヨーク市長選への出馬にあたり、仮想通貨やAI(人工知能)を活用した都市づくりを公約に掲げているという話題です。

クオモ氏は、ニューヨークを「未来のグローバルハブ」にするため、ブロックチェーンやAI、バイオテクノロジーなどの分野で新しい取り組みを進める考えを示しているそうです。具体的には、イノベーション担当の新しい役職を設けて、投資や雇用を呼び込む狙いがあるとのこと。

さらに、クリプト・AI・バイオテックの3分野ごとにアドバイザリー委員会を設置し、導入や人材育成、規制緩和などについて助言を受ける「イノベーション・カウンシル」も作る計画があるようです。これが実現すれば、ニューヨークのテック業界がさらに盛り上がるかもしれませんね。

ということで、今日はRipple関連の大型上場計画、ビットコインの定義を巡る議論、そしてNY市長選でのクリプト推進の話題をお届けしました。どれも今後の動きが注目される内容なので、気になる方はぜひ続報もチェックしてみてください!