イーサリアム 2026 年 4 月の価格動向と注目ポイント

みなさん、こんにちは。今回は 2026 年 4 月のイーサリアム(Ethereum)価格動向についてお伝えします。

イーサリアム、2019 年からの上昇トレンドラインを維持しつつ価格回復

2026 年 4 月のイーサリアム価格は約 2,255 ドルで、月間で約 7.1% 上昇しました。これは、月間の最安値 2,017 ドル台が、2019 年以降の主要な安値を結ぶ上昇トレンドラインでしっかりとサポートされたことが背景にあります。このトレンドラインは、2019 年のベース形成から 2022 年のサイクル底まで、何度も価格を支えてきた非常に重要なラインです。

4 月の月足チャートでは、トレンドライン付近で長い下ヒゲが形成されており、これは需要がしっかり吸収されているサインと見られています。

月間 MACD ヒストグラムがプラスに転じる

テクニカル指標の一つである月間 MACD(12,26,9)ヒストグラムが、129.89 のプラスに転じました。MACD ラインは -29.45、シグナルラインは -159.35 で、ヒストグラムのプラス化は、長期的なトレンドの転換を示唆する可能性があります。とはいえ、両ラインともまだマイナス圏内にあるため、完全なトレンド反転とは言い切れませんが、勢いが改善している兆しと捉えられそうです。

この動きは、2025 年 8 月の約 4,800 ドルの高値からの下落が加速して以来、初めてのポジティブな月間ヒストグラムとなっています。

今後の注目ポイントと価格目標

短期的な上値目標は 50 日移動平均線(SMA 50)で約 2,440 ドルです。ここを月間終値で超えられれば、移動平均線の構造が徐々に強気に傾く可能性があります。さらに上の 20 日移動平均線(SMA 20)は約 2,857 ドルで、こちらはより強気なシナリオの目標となります。

一方で、もし月間終値が 2,017 ドルを下回ると、トレンドラインを割り込み、次の重要なサポートとして 1,500 ドル付近が意識されることになります。これは 2023 年の蓄積ゾーンにあたり、未踏の価格帯に入る前の最後の大きな需要エリアと考えられています。

オンチェーンデータと市場の動き

イーサリアムのパーペチュアル先物では、2026 年 4 月 12 日時点でわずかにプラスのファンディングレートが観測されており、ロングポジションの需要が徐々に戻ってきている様子がうかがえます。また、イーサリアム財団は 4 月 5 日に 45,000 ETH をステーキングし、70,000 ETH の目標に近づいています。これにより市場に出回る売り圧力が減少し、年間で約 390 万~540 万ドルの利回りが見込まれています。

さらに、3 月初旬には大口投資家が 120,000 ETH 以上を中央集権型取引所から引き出しており、これは構造的なサポート付近での蓄積行動と一致しています。

今後のアップグレードが価格の追い風に?

2026 年上半期に予定されている「Glamsterdam」アップグレードでは、ガスリミットの大幅増加や並列トランザクション処理、提案者とビルダーの分離などが導入される見込みです。これにより、レイヤー 2 の取引コストが大幅に下がることが期待されており、イーサリアムの基礎的な価値を支える材料となりそうです。

まとめると、イーサリアムは長期的な上昇トレンドラインを維持しつつ、テクニカル指標も改善傾向にあります。短期的には 2,440 ドルの抵抗突破が注目され、下方リスクは 2,017 ドルのサポート割れとなりそうです。今後のアップグレードも含めて、引き続きウォッチしていきたいですね!