みなさん、こんにちは。今回はビットコインの価格動向について、ある暗号資産アナリストの見解を紹介します。現在の市場では、トレーダーたちの間にまだ十分な「恐怖」が見られず、本当の底値が形成されたとは言い切れないという意見が出ています。

ビットコインはまだ下落の可能性がある?

暗号資産の市場センチメントを分析するプラットフォーム「Santiment」の創設者、マクシム・バラシェビッチ氏は、ビットコインの価格が現在の約 88,350 ドルから約 14.77%下落し、75,000 ドル付近まで落ちる可能性を指摘しています。彼は、SNS上での楽観的な意見が多いことから、まだ市場の底が見えたとは言い難いと述べています。

バラシェビッチ氏は特に、ある小売投資家が多いチャネルで「日本銀行の利下げで弱気派がやられた、これから上昇する」という声が目立つことを懸念しており、こうした過度な楽観は本当の底値形成時にはあまり見られないと話しています。

日本銀行の利上げとビットコインの関係

ちなみに、日本銀行は最近 30 年ぶりに金利を 0.75%まで引き上げました。過去のデータでは、このような利上げはビットコインに約 20%の調整をもたらすことがあり、今回の動きも市場に影響を与えているようです。

他の専門家の見解も紹介

一方で、フィデリティのグローバルマクロリサーチ責任者、ジュリアン・ティマー氏は、2026 年にビットコインが「1 年の調整期間」を迎え、価格が約 65,000 ドルまで下がる可能性を示唆しています。逆に、Bitwise の投資責任者マット・ホーガン氏は、2026 年はビットコインにとって「上昇の年」になると予想しているため、専門家の間でも意見は分かれている状況です。

市場のセンチメント指標はどうなっている?

興味深いのは、Santiment の見解とは少し異なり、暗号資産市場の恐怖と強欲を示す「Crypto Fear & Greed Index」が 12 月 14 日以降「極度の恐怖」ゾーンにあり、12 月 17 日時点でも 20 という低いスコアを示していることです。これは市場参加者が慎重な姿勢を取っていることを示唆しています。

また、アルトコインのパフォーマンスをビットコインと比較する「Altcoin Season Index」も、直近 90 日間で「ビットコインシーズン」を示す低い数値を記録しており、リスク回避の動きが見られます。

まとめると、SNS上の楽観的な声と市場のセンチメント指標にはややギャップがあり、今後の動きには注意が必要そうです。バラシェビッチ氏は、もし価格が 75,000 ドル付近まで下がれば、トレーダーにとっては良いエントリーポイントになる可能性があるとしています。

個人的には、こうした意見の食い違いがある時こそ、市場の動きを冷静に見極めることが大切だと感じます。引き続きウォッチしていきたいですね!