テザー社 ウルグアイ撤退の真相とは?
みなさん、こんにちは。今日は、仮想通貨業界で注目されているニュースをお伝えします。
テザー社、ウルグアイでのビットコインマイニング事業を停止へ
ステーブルコインの大手、テザー社が南米ウルグアイで行っていたビットコインのマイニング事業を終了することが報じられました。現地メディアによると、主な理由は電力コストの高騰だそうです。
テザーは、USDTというステーブルコインを発行しており、これは時価総額で世界第3位の仮想通貨です。USDTは米ドルと1対1で連動するデジタルドルとして知られていて、トレーダーがビットコインなどの取引に素早く参入・退出する際に使われています。
従業員の大幅削減とエネルギーコストの問題
地元メディアの報道によると、テザーはウルグアイの労働省に対し、現地で働く38人のうち30人を解雇することを伝えています。テザー側はこの件について公式なコメントを控えていますが、電気代の高さが撤退の大きな要因と見られています。
実は今年9月には、テザーがウルグアイの国営電力会社UTEと約500万ドルの未払い料金を巡って争っているとの報道もありました。こうした背景も影響しているのかもしれません。
テザーのビットコインマイニング戦略と南米展開
テザーのCEO、パオロ・アルドイーノ氏は、同社が世界最大のビットコインマイナーになることを目指していると語っています。ビットコインのマイニングは大量の電力を消費するため、電気代の安い南米諸国が注目されてきました。
実際、テザーは今年1月にビットコインに友好的なエルサルバドルに拠点を移し、3月には南米の農業企業アデコアグロの過半数株式を取得するなど、ラテンアメリカでの存在感を強めています。
今回のウルグアイ撤退は、エネルギーコストの問題がいかにマイニング事業に影響を与えるかを示す一例と言えそうです。テザーが今後どのように戦略を調整していくのか、引き続きウォッチしていきたいですね!
