みなさん、こんにちは。今回はビットコインの価格に大きな影響を与える可能性がある「黒い白鳥(ブラックスワン)イベント」について、ProCap の最高投資責任者ジェフ・パーク氏の見解を紹介します。

ビットコイン価格を一気に押し上げる鍵は「国家の採用」?

多くの暗号資産関係者がビットコインの大きな値動きのきっかけを探る中、ジェフ・パーク氏は「国家レベルでのビットコイン採用」が最大のカタリストになると指摘しています。具体的には、OECD加盟の先進国が突然、ビットコインを自国の準備資産として購入し始めるようなニュースが出て、実際に行動に移すことがあれば、ビットコイン価格は一晩で約15万ドル(約76%の上昇)に跳ね上がる可能性があるとのことです。

ただし、パーク氏は「本物でなければ意味がない」と強調しています。単なる噂やマーケティングのための演出ではなく、政府の公式な決定として確実に実行されることが重要だと述べています。

量子コンピュータの不確実性がビットコインの売り圧力に影響?

また、パーク氏は量子コンピュータに関する「不透明さ」もビットコインの価格動向に影響を与えている可能性を示唆しています。量子コンピュータは暗号技術に対する潜在的な脅威として語られていますが、その実態や影響がはっきりしないことが、長期保有者の一部が最近売却に動いている理由の一つかもしれないという見方です。

一方で、オンチェーン分析を行う Glassnode は、最近の大口保有者(ホエール)の売却は過去のサイクルと同様の利益確定の範囲内であり、特に異常な動きではないとしています。

量子コンピュータの「明確な見通し」が売り圧力を和らげるかも

パーク氏は、量子コンピュータに関する技術的な「明確な解決策や見通し」が示されれば、少なくとも売り圧力を抑える効果が期待できると述べています。売り圧力が減れば、買い手の資金が価格を押し上げる可能性が高まるというわけです。

実際、量子コンピュータの脅威は遠い未来の話ではなく、現在進行形の課題だと指摘する研究者もいます。ビットコインの古参支持者の中には、量子耐性のある新しいプロトコルが開発されるまでの間、SegWit対応のアドレスにビットコインを移すなどの中間的な対策を提案する声もあります。

今回の話を聞くと、ビットコインの価格動向には国家の動きや技術的な不確実性が大きく関わっていることがわかりますね。特に国家レベルでの採用が現実のものとなれば、価格に劇的な影響が出る可能性があるという点は注目に値します。量子コンピュータの問題も、今後の技術進展次第で市場心理に変化をもたらすかもしれません。

引き続きウォッチしていきたいですね!