暗号資産 市場の底値は要注意サイン?
みなさん、こんにちは。今回は、暗号資産市場の「底値」形成に関する興味深い話題をお届けします。
多くの人が「底」と予想する時は要注意?
暗号資産のセンチメント分析を行うプラットフォーム「Santiment」によると、市場の底値は多くのアナリストやトレーダーが「ここが底だ」と予想しているタイミングでは形成されにくいそうです。つまり、みんなが「もう下がらない」と思い始めた時こそ、実はさらなる下落が待っている可能性があるということです。
実際、先週の金曜日にビットコイン(BTC)が一時 95,000 ドルを割り込んだ際、多くのトレーダーが「最悪期は過ぎた」と考えたようですが、Santiment は過去の傾向からこうした楽観的なムードの後にさらに価格が下がることが多いと指摘しています。
ビットコインのセンチメントは低迷、ポジティブなコメントは1か月ぶりの低水準に
一方で、BitMEX の共同創業者アーサー・ヘイズ氏や BitMine のトム・リー氏など著名な人物は、年末までにビットコインが 20 万ドル以上に上昇する可能性を引き続き示唆しています。
しかし、Santiment のデータでは、ビットコインに関するポジティブなコメントの割合はここ1か月で最も低くなっており、SNS上の会話は「非常にネガティブ」な雰囲気に包まれているようです。ビットコインの話題が全体の40%以上を占めるほど注目度は高いものの、その多くは不安や恐怖に基づくものだと分析されています。
また、最近の価格下落は、Strategy 社のマイケル・セイラー氏がビットコインを売却したのではないかという憶測もSNSで広がりましたが、本人はこれを否定しています。
スポット型ビットコインETFの資金流出は逆に強気のサイン?
さらに、Santiment は最近の米国のスポット型ビットコインETFからの大規模な資金流出について、これがビットコインの価格底打ちのサインである可能性を示唆しています。過去のデータでは、大きな資金流入は価格のピークを示し、大きな流出は市場の底を示すことが多いとのことです。
実際、直近3営業日で約11.7億ドルの資金が流出しており、特に木曜日は8.66億ドルの流出で過去2番目の大きさとなりました。
こうした情報からは、市場のセンチメントや資金の動きが複雑に絡み合いながら価格形成に影響を与えている様子がうかがえます。みんなが「底だ」と思う時は逆に注意が必要かもしれませんね。
引き続きウォッチしていきたいですね!
