Fanatics が始める 新予測市場プラットフォームとは?
みなさん、こんにちは。今回は、スポーツやカルチャーに関心がある方に注目のニュースをお届けします。
Fanatics が新たに予測市場プラットフォーム「Fanatics Markets」を開始
グローバルなデジタルスポーツ企業である Fanatics が、「Fanatics Markets」という予測市場プラットフォームを立ち上げました。このプラットフォームでは、スポーツだけでなく、金融や政治、カルチャーに関する様々な出来事の結果を予測して取引できるようになっています。
Fanatics はこれまで、アパレルやゲームなどを通じてファンのエンゲージメントを深める製品を展開してきましたが、今回のプラットフォームは、ファンがスポーツやカルチャーの重要な瞬間に参加し、自分の予測が当たれば利益を得られる安全で直感的な環境を提供することを目指しているそうです。
Crypto.com との提携で安全かつ広範囲に展開
Fanatics Markets は、Crypto.com の北米デリバティブ取引所と提携しており、CFTC(米商品先物取引委員会)に登録された取引所のインフラを活用しています。これにより、カリフォルニア州、テキサス州、フロリダ州、ワシントン州など、24州で機関投資家レベルの取引環境が提供されているとのことです。
Crypto.com の予測市場部門の責任者は、Fanatics とのパートナーシップにより、ファンが安全かつ法令遵守のもとで予測市場にアクセスできることを誇りに思うとコメントしています。
今後の展開と特徴
Fanatics は今年7月に CFTC 登録の仲介業者 Paragon Global Markets を買収しており、これを足がかりに予測市場事業に本格参入しました。現在はスポーツやマクロイベントに関する契約が中心ですが、来年には暗号資産、ポップカルチャー、テクノロジー、気候変動、エンターテインメント分野にも拡大する予定です。
また、責任ある取引を促すツールも組み込まれており、Fanatics の大規模なブランドエコシステムを活用して、予測市場をより一般的なものにしていく狙いがあるようです。
個人的には、スポーツファンだけでなく幅広い層が参加できる予測市場が、より身近なものになっていく可能性を感じます。特に、信頼性の高い取引環境が整備されている点は安心材料ですね。今後の拡大やユーザーの反応にも注目して、引き続きウォッチしていきたいですね!
