ビットコイン ホエール買い増し急増の理由

みなさん、こんにちは。今回はビットコインの大口保有者、いわゆる「ホエール」ウォレットの動きについて、最新のオンチェーンデータをもとにお伝えします。

ホエールウォレットがビットコインの買い増しを加速、価格は約7万1千ドル付近で推移

Santiment のデータによると、10 BTC から 10,000 BTC を保有する大口ウォレットが、ここ2週間の売りから一転して買い増しに動き始めたようです。これらのウォレットは流通しているビットコインの66%以上を保有しており、その動きは市場に大きな影響を与えると見られています。

この動きは、ビットコインが米国の株価指数 S&P 500 が約2.2%下落する一方で、ビットコイン自体は約2.4%上昇しているという状況の中で起きています。金も同期間で3.7%上昇しており、Santiment のアナリストは、ビットコインが特定の国の経済に依存しない資産であることがこの動きの背景にあると指摘しています。

また、米国、イスラエル、イラン間の地政学的な緊張が続く中、伝統的な株式市場以外の資産を探す投資家の関心も高まっているようです。

一方で、個人投資家も価格の下落時に買いを続けており、Santiment はこれを「逆シグナル」として注目しています。現在、暗号資産関連のSNS上でのポジティブなコメントはネガティブなコメントの2倍に達しており、6週間ぶりの高水準となっています。

ビットコインの MVRV 指標が示す長期保有者の含み損と市場の可能性

ビットコインの365日 MVRV(市場価値と実現価値の比率)はマイナス25%となっており、長期保有者は現在含み損の状態にあります。過去のデータからは、長期保有者が赤字の時に買う方が、利益が出ている時に買うよりもリスクとリターンのバランスが良いとされています。

一方、30日間の短期保有者の MVRV はプラス4.7%で、短期的には売り圧力がかかる可能性も示唆されています。

また、取引所のファンディングレートはマイナスで、ショート(売り)ポジションがロング(買い)を上回っているため、価格が上昇するとショートスクイーズ(売り方の損切りによる急騰)が起こる条件が整っているとも言われています。

3月7日にはホエールの取引量が約1年半ぶりの低水準に落ち込みましたが、ビットコインの保有ウォレット数は過去最高の約5859万に達しています。

全体として、大口保有者の買い戻しや長期保有者の含み損状況、そして市場のポジティブな雰囲気が混ざり合い、今後のビットコイン市場に注目が集まっているようです。

個人的には、こうした大口の動きや指標の変化は、初心者の方にとっても市場の流れを掴むヒントになるかもしれないと感じます。引き続きウォッチしていきたいですね!