ロシア中央銀行の暗号資産規制最新動向
みなさん、こんにちは。
ロシア中央銀行、銀行やブローカー向けに簡素化された暗号資産取引所ライセンスを提案
ロシアの中央銀行が、暗号資産の規制に関して大きな動きを見せています。商業銀行やブローカーが暗号資産取引所のライセンスを取得する際、従来の複雑な手続きを経るのではなく、簡単な通知手続きで認可を得られるように提案しているのです。
中央銀行のエルビラ・ナビウリナ総裁は、銀行はまず資本の1%までしか暗号資産に投資できないという制限を設けることで、リスクを抑えたいと述べています。これは、マネーロンダリングや詐欺、テロ資金供与の防止に関する既存の経験を活かしつつ、慎重に暗号資産の取り扱いを進めるための措置と考えられます。
ナビウリナ総裁は「まずは1%の上限内で銀行がどのように運用するかを見て、その後に必要に応じて対応を検討したい」と話しています。
未登録の暗号資産取引所のブロック計画
一方で、ロシア政府は未登録の暗号資産取引所や大手プラットフォームのウェブサイトを、今年の夏にも国内でブロックする計画を発表しています。これは暗号資産の取引を規制されたチャネル内に留める意図があると見られます。
また、モスクワ取引所のセルゲイ・シュヴェツォフ氏は、世界の暗号資産取引所がロシアから年間約150億ドルの手数料を得ていると指摘し、モスクワ取引所もこの市場に参入して手数料収入を増やしたい意向を示しています。
さらに、2025年12月にはロシア中央銀行が暗号資産とステーブルコインを取引可能な資産として認める規制案を提出しており、これにより取引所やブローカー、信託業者は既存のライセンスのもとで運営可能となります。一般投資家は年間30万ルーブルまでの購入制限が設けられ、適格投資家には制限がないとのことです。この法案は3月に議会に提出され、春には可決される見込みです。
今回の動きは、ロシアが暗号資産市場をより明確に規制しつつ、銀行や金融機関の参入を促進しようとしていることを示しているようです。リスク管理を重視しながらも、暗号資産の利活用を段階的に進める姿勢がうかがえますね。
引き続きウォッチしていきたいですね!
