Strive の 1.5 億ドル調達と BTC 戦略最新情報
みなさん、こんにちは。
Strive が最大 1.5 億ドルの資金調達を計画、負債返済とビットコイン購入に活用へ
米国の元大統領候補ヴィヴェック・ラマスワミ氏が設立したファンド運用会社 Strive が、優先株式の発行を通じて最大 1.5 億ドルの資金調達を目指しています。この資金は、子会社である Semler Scientific の負債返済とビットコインの追加購入に充てられる予定です。特に、2026 年に暗号資産のトレジャリーモデルを運営する企業が厳しい状況に直面すると予想される中での動きとして注目されています。
Semler の資本構成をシンプルに、負債削減を重視
Strive は、Semler の 2030 年満期の 4.25% 転換社債の一部買い戻しや、Coinbase Credit とのマスター・ローン契約に基づく借入金の削減を進める計画です。これにより、負債を減らし「優先株式のみの増幅モデル」へと資本構成を整理し、よりクリーンな財務体制を目指しています。負債返済後の余剰資金はビットコイン購入や関連商品に充てられる可能性があり、長期的なトレジャリー戦略を維持する意向がうかがえます。
負債を株式に交換するスワップも実施
Strive は、Semler の転換社債保有者に対して、負債を優先株式(SATA)に交換する「デット・フォー・エクイティ」スワップも提案しています。これにより、現金での買い戻しを減らしつつ負債を圧縮できる一方で、新たな現金調達にはつながらないため、資金の流動性は公募による調達やバランスシートの柔軟性に依存する形となります。
SATA 優先株は高利回り、変動金利で配当
SATA は年利 12.25% からスタートし、毎月現金で配当が支払われます。配当率は市場環境や短期金利に応じて変動する仕組みです。株式は償還期限がなく、Strive は必要に応じて 1 株あたり 110 ドル+未払い配当で買い戻すことが可能で、将来的な資本コストの最適化も視野に入れています。バークレイズとカントール・フィッツジェラルドが主幹事を務め、Clear Street が共同マネージャーを担当します。
Semler 買収でビットコイン保有量が大幅増加
Strive は先日、Semler Scientific の全株式買収を発表し、すでに株主承認を得ています。Semler は約 5,048 BTC を保有しており、買収完了後は Strive のビットコイントレジャリーが約 12,798 BTC に増加します。2025 年も積極的に資金調達を行い、ビットコイン戦略の強化を図っていることがわかります。
2026 年に向けて暗号資産トレジャリー企業は厳しい環境に
業界関係者の間では、暗号資産トレジャリーモデルを採用する企業は、単に資産を保有するだけでなく、投資収益を生み出す必要があるとの見方が強まっています。特にアルトコインに特化したファンドや大手資産に集中する企業は、競争激化や資金調達の難化により淘汰される可能性が指摘されています。Strive は負債のリファイナンスや資本構成の整理を通じて、こうした逆風に備え、ビットコインを中核に据えた長期的なヘッジ戦略を維持しようとしているようです。
今回の Strive の動きは、暗号資産業界の資金調達や財務戦略の変化を象徴しているかもしれません。特に、ビットコインを中心に据えたトレジャリー戦略が今後どのように進化していくのか、注目していきたいですね。引き続きウォッチしていきたいですね!
