みなさん、こんにちは。今回はイーサリアムのガスリミットに関する最新の動きをわかりやすく解説していきます。
イーサリアムのガスリミット大幅増加の目標とは?
イーサリアム教育者のアンソニー・サッサーノ氏によると、来年イーサリアムのガスリミットを 1億8,000万まで大幅に引き上げる計画は、あくまで「最低ライン」であり、これが最善のシナリオではないとのことです。
実際、先日イーサリアムのガスリミットは 4,500万から 6,000万に引き上げられたばかりですが、コア開発者たちは今後数年で少なくとも3倍の増加を目指しているそうです。さらに一部の開発者は、1年以内に5倍にまで引き上げる可能性も議論しているとのことです。
ガスリミット増加はトランザクションの価格調整で実現可能?
ガスリミットが増えると、1ブロックあたりに処理できる取引量が増え、スワップやトークン送金、スマートコントラクトの呼び出しなどがより多く行えるようになります。これはユーザーにとって大きなメリットです。
サッサーノ氏は、トランザクションのコスト構造を見直すことでこの目標が達成できると説明しています。例えば、基本的なETH送金のガスコストを現在の 21,000 から 6,000 に下げることで、70%以上のコスト削減が可能になる一方で、他の処理は逆にコストを上げることでバランスを取るという方法です。
イーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏も、処理効率の低い操作に対してはコストを高く設定し、全体としてはガスリミットを5倍に増やす案を支持しているようです。
次の大型アップグレード「Fusaka」も間近に
サッサーノ氏はイーサリアムのコア開発者ベン・アダムズ氏と共に、ガスリミット増加に関わる改善提案(EIP)を作成しており、これは2026年前半に予定されている「Glamsterdam」アップグレードに組み込まれる見込みです。
最近のガスリミット引き上げは、50万人以上のバリデーターから支持を得ており、開発者たちも「1年で2倍の増加は始まりに過ぎない」とコメントしています。
また、12月3日にメインネットで実施予定の「Fusaka」アップグレードは、イーサリアムのスケーラビリティ向上を目指す重要なステップで、先日最終テストネットであるHoodiに導入されました。
今回の動きは、イーサリアムがより多くの取引を効率的に処理できるようにするための大きな前進と言えそうです。トランザクションの価格調整をうまく活用しながら、ガスリミットを大幅に引き上げることで、ユーザー体験の向上やDeFiのさらなる発展につながる可能性がありますね。
引き続きウォッチしていきたいですね!
