投資家が本当に見る ピッチの3大ポイント
みなさん、こんにちは。今回は TechCrunch Disrupt のイベントで語られた、投資家がピッチデック(事業計画書)に求めるポイントについてお話しします。起業家の皆さんが資金調達の際にどんな点に気をつけるべきか、投資家のリアルな意見が参考になる内容です。
投資家が嫌う「バズワードの多用」
まず、投資家たちが一番嫌うのは「バズワードの多用」だそうです。特に AI という言葉をやたらと使う起業家には注意が必要とのこと。Defy のメダ・アガルワルさんは、「本当に革新的な技術を使っている人は、AI を前面に押し出すのではなく、自然に組み込んでいる」と話していました。つまり、言葉だけでなく実際の技術やサービスの中身が重要だということですね。
投資家がピッチで重視する3つのポイント
元起業家で投資家のジョーティ・バンサルさんは、投資家がピッチで見ているポイントを3つにまとめています。
- 市場の大きさ:そのアイデアが大きな市場を狙っているか。つまり、将来的に大きな会社になれる可能性があるかどうか。
- 創業者の独自性:なぜこの創業者がこの会社を作るべきなのか。特別なスキルやチームメンバーがいるか、競合に勝てる理由があるか。
- 実績の裏付け:顧客の反応や売上など、何らかの形で事業の有効性が証明されているか。
これらはすべて「この会社が将来的に10億ドル規模になり得るか?」という大きな視点につながっています。
AI スタートアップが差別化するには?
AI スタートアップが増える中でどう差別化するかも話題になりました。バンサルさんは「専門分野の知識と明確な競争戦略」が重要だと指摘。ジェニファー・ノインドルファーさんは、「既存のプロセスを少し改善するだけでなく、新しい行動や価値を生み出す会社に注目している」と話しています。
また、アガルワルさんは具体的なアドバイスとして、AI 技術がどう製品を支えているかを説明し、市場投入の戦略を明確にし、既存の競合より効率的に運営できることを示すべきだと述べています。さらに、競合の存在を正直に示すことも信頼を得るために大切だそうです。
変化の激しい業界で生き残るために
最後に、投資家たちは急速に変わる業界で成功するための心構えも共有しました。アガルワルさんは「業界の最新動向を常に追うこと」、ノインドルファーさんは「起業家同士のネットワークを活用して情報やツールを共有すること」を勧めています。バンサルさんはシンプルに「まずは自分のプロダクト作りに集中しなさい」とのことでした。
今回の話を聞くと、ピッチでの見せ方だけでなく、根本的な事業の強さや独自性、そして市場の理解がいかに重要かがよくわかりますね。特に AI のような流行りの技術を使う場合は、言葉だけでなく実際の価値を示すことが求められているようです。引き続きウォッチしていきたいですね!
