アメリカ CPI 低下で 仮想通貨 市場は?
みなさん、こんにちは。今日は 2 月 13 日の最新のアメリカの消費者物価指数(インフレ率)に関するニュースをお伝えします。株式市場と仮想通貨市場はこの発表を受けて少し動揺した様子でした。
アメリカの消費者インフレ率が 1 月に低下
アメリカ労働統計局の報告によると、1 月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で 2.4%に下がり、これは数か月ぶりの低水準となりました。前月の 2.7%からの低下で、月ごとの伸び率も 0.3%から 0.2%に鈍化しています。
また、食料品やエネルギー価格の変動を除いたコアインフレ率も 2.6%から 2.5%に下がりました。これらの数字は、トランプ政権時代の関税による急激なインフレ上昇が起きなかったことを示唆しているようです。
ちなみに、この報告はトランプ政権が検討している鉄鋼やアルミニウムの関税見直しのニュースが出た直後に発表されており、長期的には価格の低下につながる可能性があると伝えられています。
さらに、先日発表された雇用統計では、1 月に 13 万人の新規雇用が生まれ、失業率は 4.3%に下がるなど、経済の堅調さも示されています。
株式市場と仮想通貨市場の動き
このインフレ報告を受けて、アメリカの主要株価指数の先物は 0.35%以上下落し、ナスダック 100 や S&P 500 も同様の動きを見せました。
仮想通貨市場も影響を受け、ビットコインは約 66,000 ドルまで下落。LayerZero(ZRO)、Canton、Internet Computer、Uniswap、Kaspa といった主要なアルトコインも 5%以上の下落を記録し、全トークンの時価総額は約 2.29 兆ドルに縮小しました。
金利と市場の関係について
理論的には、連邦準備制度(FRB)が金利を引き下げる局面では株式や仮想通貨市場は好調になる傾向があります。実際、コロナ禍で FRB が金利をゼロ近くまで下げた際には、これらの資産は大きく上昇しました。
しかし、2022 年にはインフレ抑制のために金利が引き上げられたことで、ビットコインは 16,000 ドル以下にまで下落するなど、仮想通貨市場は厳しい状況が続きました。
現在の FRB の金利政策の中で、株式市場は AI ブームの追い風もあって史上最高値を更新する一方、仮想通貨市場はイラン情勢などのリスク要因もあり、依然として弱含みのままです。
今後、FRB が今年さらに金利を引き下げるかどうかはまだ不透明で、3 月の利下げはほぼ見込まれていないという調査結果もあります。
今回のインフレ率の低下は市場にとって一つの注目ポイントですが、株と仮想通貨で動きが分かれているのは興味深いですね。今後の金利動向や地政学リスクの影響も含めて、引き続きウォッチしていきたいですね!
