AI モデルが選ぶ通貨は?ビットコイン優勢の理由
みなさん、こんにちは。今回は AI モデルがどのような通貨を好むのか、面白い調査結果が出たのでご紹介します。
AI モデルはビットコインを好む傾向に
Bitcoin Policy Institute の最新レポートによると、36種類の AI モデルを対象にしたシミュレーションで、22モデルが最も好む通貨としてビットコインを選んだそうです。逆に、法定通貨を第一選択にしたモデルは一つもなかったとのこと。
この調査では、Anthropic、OpenAI、Google、DeepSeek、xAI、MiniMax といった複数の AI 研究所のモデルを使い、貯蓄や決済などお金の基本的な役割を反映した28のシナリオでテストが行われました。各モデルは独立した経済主体として自由に通貨を選べる設定で、事前に選択肢を限定しない形で実施されています。
ビットコインとステーブルコインの使い分け
結果を見ると、長期的な価値保存の場面ではビットコインが多く選ばれ、一方で決済や決済の仲介役としてはステーブルコインがより多く選ばれました。具体的には、決済の場面でステーブルコインが53.2%、ビットコインは30.9%の選択率だったそうです。
また、AI 開発元によって好みも異なり、Anthropic のモデルは68%と最もビットコインを支持し、DeepSeek や Google も比較的高い支持率を示しました。OpenAI のモデルは25.9%とやや低めで、GPT 系はステーブルコインを好む傾向が強かったようです。
調査の意義と注意点
Bitcoin Policy Institute のデビッド・ゼル氏は、この調査は AI エージェントの通貨選好についての憶測を実際に検証したものであり、異なる研究所のモデルが似た傾向を示したことは興味深いと述べています。ただし、これらの結果はあくまで AI の学習データに基づくものであり、実際の市場動向を予測するものではないと強調しています。
つまり、AI が「ビットコインが良い」と判断したからといって、それが将来の価格や市場の動きを保証するわけではないということですね。
今回の調査は、AI が経済的な意思決定をする際にどのような通貨を選ぶのかという新しい視点を提供してくれました。AI と仮想通貨の関係性が今後どう発展していくのか、引き続きウォッチしていきたいですね!
