Barclays が 米 スターブルコイン企業 に出資!最新動向解説
みなさん、こんにちは。今回はイギリスの大手銀行がアメリカの新興スターブルコイン決済スタートアップに出資したという話題をお届けします。
イギリスの大手銀行がスターブルコイン決済スタートアップに出資
イギリスの「ビッグフォー」と呼ばれる大手銀行の一つ、Barclays(バークレイズ)が、2025年に設立されたばかりのアメリカのスターブルコイン決済スタートアップ「Ubyx」に出資しました。Ubyxは複数のスターブルコインを既存の金融システム内で「現金同等物」として扱えるようにするためのインフラ構築を目指しています。
Barclaysのデジタル資産・戦略投資部門の責任者、ライアン・ヘイワード氏は、異なるトークンやブロックチェーン、ウォレットが増える中で「相互運用性」がデジタル資産の可能性を引き出す鍵になると述べています。具体的な出資額や条件は公開されていません。
Ubyxの取り組みと背景
Ubyxは元シティバンクの幹部トニー・マクラフリン氏が創業し、スターブルコインやトークン化された預金のクリアリングシステムを開発中です。これにより、ユーザーは複数の発行者や通貨のデジタルマネーを既存の銀行やフィンテック口座に入金できるようになることを目指しています。
同社は2025年7月にGalaxy Ventures主導のシードラウンドで1000万ドルを調達しており、Coinbase VenturesやFounders Fund、VanEckなど著名な投資家も参加しています。
イギリスの規制動向と業界の反応
この動きは、アメリカで2025年7月に成立した「GENIUS Act」に続き、イギリスでもスターブルコインの規制が整備されつつあるタイミングでのことです。イギリスは2025年11月にスターブルコインの保有上限などを含む規制案を発表し、業界からの意見を募っています。
CryptoUKの関係者は、Barclaysの出資は「単なる調査段階を超え、規制の枠組みの中でデジタルマネーを実際に統合しようとする実践的な一歩」と評価しています。また、決済コンサルティング会社PSE Consultingのクリス・ジョーンズ氏は、特定のトークンではなく決済インフラに投資するバークレイズの「現実的な」アプローチを称賛し、こうした実用的な取り組みがスターブルコインの実用化拡大に不可欠だと述べています。
今回のニュースは、金融機関がデジタル資産の世界でどのように実際のサービスやインフラに関わっていくのか、その一端を示しているように感じられます。規制の整備と技術の進展がうまくかみ合うことで、スターブルコインの普及が加速するかもしれませんね。引き続きウォッチしていきたいですね!
