2025年 仮想通貨フィッシング被害が激減!最新動向
みなさん、こんにちは。今回は、2025年の仮想通貨におけるフィッシング被害の最新レポートについてお伝えします。Scam Sniffer の調査によると、フィッシングによる損失額が前年の約 4.94 億ドルから約 8,385 万ドルへと、なんと 83% も大幅に減少したそうです。
2025年のフィッシング被害が大幅減少
被害者数も 33 万 2,000 人から約 10 万 6,000 人へと 68% 減少し、特に 100 万ドルを超える大規模なフィッシング事件が激減したことが大きな要因のようです。最大の被害額も前年の約 5,548 万ドルから約 650 万ドルにまで減っています。
このデータは、EVM 互換チェーン上のフィッシングサイトを通じたウォレットからの資金流出に限定されており、直接的なハッキングや取引所の侵害、スマートコントラクトの脆弱性を突いた攻撃は含まれていません。
Q3の市場活況とフィッシング被害の関係
2025年の第 3 四半期は、イーサリアムの価格が大きく上昇した時期と重なり、フィッシング被害も約 3,104 万ドルとピークを迎えました。この期間は年間損失の約 37%を占めており、活発な市場取引が被害増加の一因と考えられています。
一方で第 4 四半期は市場が落ち着き、損失額は約 1,309 万ドルにまで減少。12月は最も被害が少なく、約 204 万ドルの損失にとどまりました。
興味深いのは 11 月で、被害者数は減ったものの損失額が急増し、1人あたりの平均被害額が大幅に上昇した点です。これは一時的な変動と見られています。
EIP-7702 の悪用事例も浮上
2025年には、Pectra アップグレード後に導入された EIP-7702 のアカウント抽象化機能を悪用した攻撃も確認されました。複数の悪意ある操作を一つの署名にまとめて実行する手口で、8月には 2 件で合計約 254 万ドルの被害が報告されています。
また、Permit や Permit2 といった署名を使った攻撃が大規模被害の約 38%を占め、Transfer や Approve 系の攻撃も数百万ドル規模で発生しました。最大の被害は 9 月に発生した約 650 万ドルの盗難事件です。
大規模事件の多くは 7 月から 9 月の市場が活発な時期に集中しており、年間の大規模被害は約 2,298 万ドルに達しました。
全体として、2025年はフィッシング被害が大きく減少したものの、市場の動きや新技術の導入に伴い依然として注意が必要な状況が続いているようです。特に市場が活発になると被害が増える傾向が見られるため、取引の際は慎重な対応が求められそうですね。
引き続きウォッチしていきたいですね!
