Pi Network 価格急落と訴訟問題の真相解説

みなさん、こんにちは。今回は Pi Network の価格動向と最近明らかになった訴訟問題についてお伝えします。

Pi Network の価格下落と訴訟問題

Pi Network のトークン価格は、12 月 8 日にかけて大きく下落しました。11 月 28 日の高値から約 23%も下がり、11 月 16 日以来の安値となる 0.2200 ドル付近まで落ち込んでいます。

この価格下落の背景には、10 月に開発者らに対してアメリカで提起された訴訟が関係しているようです。訴訟は、Pi Network の親会社や創業者に対して、2 億トークンの秘密売却や意図的な移行遅延など「大規模な詐欺行為」があったと主張しています。また、6000 万人以上のユーザーに対して「分散型ネットワークである」と誤認させていたとも指摘されています。実際には、3 つのバリデータノードが会社によって管理されている中央集権的なプロジェクトだという内容です。

Pi Network チームからはこの訴訟に関するコメントはまだ出ていません。

過去の疑念と大口保有者の動き

Pi Network はこれまでも詐欺疑惑が取り沙汰されてきました。例えば、今年 2 月のメインネットローンチ直後には、Bybit の CEO が同プロジェクトを詐欺と呼び、自社取引所での上場を見送る理由を説明しています。

しかし、こうした法的問題があっても、最大の大口保有者(ホエール)は積極的にトークンを買い増しているようです。最近では OKX から 160 万トークン、さらに 43 万トークンを移動させており、Gate.io からも少量のトークンを動かすなど、今後も買い増しを続ける意向がうかがえます。現在このホエールは約 3.9 億トークン、約 8600 万ドル相当を保有しており、価格の反発を期待している可能性があります。

テクニカル分析の視点

チャートを見ると、Pi Network の価格は 11 月 28 日の 0.2820 ドルから下落傾向が続いています。現在はスーパートレンド指標の下に位置しており、これは弱気のサインと考えられます。また、50 日間の指数移動平均線(EMA)よりも下にあり、相対力指数(RSI)も中立の 50 を下回っています。

これらの指標からは、短期的にはさらに価格が下がる可能性があり、心理的な節目である 0.20 ドルが次のサポートラインとして意識されそうです。一方で、長期的には Wyckoff 理論の蓄積フェーズに入っている可能性もあり、反発の兆しが見えるかもしれません。

今回の訴訟問題は Pi Network にとって大きな試練となっていますが、一方で大口保有者の動きやテクニカル指標からは、今後の価格動向に注目が集まっています。引き続きウォッチしていきたいですね!