XRPC スポット ETF 登場も XRP 価格は下落
みなさん、こんにちは。今回は、Canary Capital が新たに立ち上げたスポット XRP ETF(ティッカー:XRPC)についての話題をお届けします。
XRPC ETF の華々しいデビュー
2023年11月13日、Canary Capital の XRP スポット ETF が市場に登場しました。初動はかなり好調で、開始30分で約2600万ドルの取引量を記録し、1日の終わりには5850万ドル以上の取引量、さらに2億4500万ドルの純流入がありました。
ただし、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のスポット ETF の初日取引量と比べると、XRPC の数字はまだ控えめです。BTC は初日に41億ドル、ETH は11億ドルの取引量を記録していました。
それでも、今年に入ってから立ち上げられた約900本のファンドの中では、XRPC がトップクラスのパフォーマンスを見せているとのことです。これは Bloomberg のシニア ETF アナリスト、エリック・バルチュナス氏の分析によるものです。
ETF の成功にもかかわらず XRP の価格は下落
興味深いのは、この好調な ETF ローンチにもかかわらず、XRP の価格は翌日以降に下落を続けた点です。記事執筆時点で XRP は約2.27ドルで、日足チャートで約9%の下落を記録し、時価総額で130億ドルほど減少しました。
これは、暗号資産市場全体の弱気な動きが影響しているようで、24時間で市場全体の時価総額が約6%、つまり1600億ドルも減少しました。ビットコインは6か月ぶりの安値となる9万6000ドルを割り込み、デリバティブ市場では11億ドル以上の清算が発生し、主要なアルトコインの下落を加速させました。
XRP はビットコインと約0.82の相関関係があり、機関投資家がリスク回避に動いたことで大きく売られました。特に、ETF 上場前の数日間で約14億 XRP が取引所に移動しており、大口保有者が利益確定の準備をしていた可能性が示唆されています。
テクニカル指標を見ると、XRP は30日単純移動平均線(SMA)である2.42ドルを下回り、重要なピボットポイントの2.38ドルも割り込んでいます。さらに、14日間の相対力指数(RSI)は44.71まで下がっており、弱気の勢いが強まっていることがうかがえます。
今回の ETF ローンチは注目を集めましたが、市場全体の動きや投資家の心理が価格に大きく影響している様子が見て取れますね。今後の動向も気になるところですので、引き続きウォッチしていきたいですね!
