2025 Q4 ビットコイン企業保有の最新動向
みなさん、こんにちは。今回は 2025 年第 4 四半期のビットコインの企業保有動向についてお話しします。
2025 年第 4 四半期、ビットコインの企業保有は鈍化
2025 年の第 3 四半期までは新たにビットコインを保有する企業が多く見られましたが、第 4 四半期に入ってからはその動きが大きく減速しています。具体的には、第 3 四半期の 53 社から第 4 四半期はわずか 9 社にまで減少しました。今年全体では 117 社が新たにビットコインを企業の資産として取り入れたと報告されています。
ただし、こうした新規参入企業の多くは保有量が比較的小さいのが現状です。一方で、資金力のある大手企業は静かにビットコインの買い増しを続けているようです。
一方で、買い増しをやめたり、売却に動く企業も出てきています。例えば、日本の投資会社 Metaplanet は 2 ヶ月以上ビットコインの購入を停止していますし、イギリスのテック企業 Satsuma Technology は約 579 BTC を売却し、保有量を減らしています。
大手企業は依然としてビットコインを積極的に買い増し
全体の動きが鈍化する中でも、最大のビットコイン保有企業である Strategy は 2025 年 12 月に約 9.62 億ドル相当のビットコインを購入し、2024 年の購入額に迫る勢いで買い増しを続けています。
現在、公開企業のビットコイン保有量は 100 万 BTC を超え、これは全供給量の約 4.7% にあたります。さらに、現物ビットコインの ETF が約 149 万 BTC を保有しており、こちらは全供給量の約 7% に相当します。
デジタル資産トレジャリー(DAT)も購入ペースが鈍化
ビットコインだけでなく、イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)などのデジタル資産を企業の資産として保有する動きも鈍化しています。例えば、リップル支援の Evernorth Holdings は 10 月以降新規購入がなく、XRP の含み損も報告されています。
また、最大のイーサリアム保有企業である BitMine Immersion Technologies も、7 月のピーク時から購入額が大幅に減少し、直近では 3 分の 1 以下のペースに落ち込んでいます。全体として、イーサリアムの企業保有は過去 3 ヶ月で約 81% 減少したと見られています。
こうした動きは、企業の資産運用戦略の変化や市場環境の影響を反映しているのかもしれません。大手企業は依然としてビットコインを重要な資産として位置づけている一方で、中小企業や一部の投資家は慎重な姿勢を強めているようです。
引き続きウォッチしていきたいですね!
