ベンチャー投資は「リターンのないリスク」?

みなさん、こんにちは。今回は TechCrunch Disrupt 2025 での Sequoia のマネージングパートナー、Roelof Botha 氏の興味深い発言についてお話しします。

ベンチャー投資は「リターンのないリスク」?

Botha 氏は、ベンチャー投資は「リターンのないリスク」と表現し、ベンチャー業界は他の資産クラスとは相関しない独特の性質を持っていると指摘しました。つまり、単純にシリコンバレーに資金を大量に投入すれば良い企業が増えるわけではない、ということです。

資金投入が必ずしも成功を生まない理由

彼の見解では、ポートフォリオの一部をベンチャーに割り当てるのは理にかなっているものの、現在のように多くの資金が流れ込むことで、むしろ優れた企業が育ちにくくなっている可能性があるそうです。これは、注目すべき企業の数が限られているため、資金が分散してしまい、特別な企業に集中しにくくなるからだと考えられます。

ベンチャー業界の変化と今後の展望

また、Botha 氏は過去 20 年間で米国のベンチャーキャピタルファームが約 1,000 から 3,000 に増えたことを挙げ、当時はモバイルデバイスもクラウドも普及しておらず、インターネット利用者も数億人規模だったのに対し、今は規模が大きく変わっていると説明しました。

過去 20 年間で約 3,800 億ドル以上の成果があったものの、これが単に資金量の増加だけで今後も拡大し続けるとは限らない、というのが彼の見方です。

この話からは、ベンチャー投資の世界が単純に資金を増やせば良いというものではなく、質の高い企業を見極める力や市場の成熟度が重要になってきていることがうかがえますね。引き続きウォッチしていきたいですね!