Google の MCP サーバーで AI エージェントが進化!
みなさん、こんにちは。今回は、Google が AI エージェントと実際のツールやデータをつなぐ新しい仕組みを発表した話題をお伝えします。
Google の MCP サーバーで AI エージェントがより便利に
AI エージェントは旅行の計画やビジネスの質問に答えるなど、さまざまな問題解決に使われていますが、外部のツールやデータと連携させるのはこれまで難しい課題でした。開発者は複数の接続パーツを組み合わせて動かす必要があり、管理も大変でスケールしにくいという問題がありました。
そこで Google は、Google Maps や BigQuery などのサービスを AI エージェントが簡単に使えるようにする「MCP(Model Context Protocol)サーバー」を提供開始しました。これにより、開発者は複雑な接続設定をせずに、URL を貼り付けるだけで AI エージェントがこれらのサービスにアクセスできるようになるそうです。
MCP とは何か?
MCP は Anthropic が約1年前に開発したオープンソースの標準プロトコルで、AI システムとデータやツールをつなぐための仕組みです。すでに多くの AI エージェント関連ツールで採用されており、最近では Linux Foundation に寄贈されて標準化が進められています。
Google のプロダクトマネジメントディレクター、ステレン・ジャニーニ氏によると、MCP は標準規格なので、Google が提供するサーバーはどんな MCP クライアント(AI アプリ)とも接続可能とのこと。実際に Google の Gemini CLI や AI Studio、さらには Anthropic の Claude や OpenAI の ChatGPT とも連携できているそうです。
企業向けのセキュリティと管理も強化
Google はこの MCP サーバーを企業向けに公開プレビューとして提供しており、既存の Google Cloud サービスを利用している企業は追加費用なしで使えます。正式リリースは来年初めを予定していて、今後も対応サービスを増やしていく計画です。
また、Google の API 管理ツール「Apigee」と連携し、既存の API キー管理やアクセス制御、トラフィック監視などの仕組みを MCP サーバーにも適用可能にしています。これにより、AI エージェントの利用にも企業のセキュリティポリシーをしっかり適用できるようになるわけです。
さらに、Google Cloud IAM による権限管理や、AI エージェント特有の攻撃を防ぐ「Model Armor」というファイアウォール機能、監査ログによる可視化も備えているとのことです。
まとめ
今回の Google の取り組みは、AI エージェントが単なるチャットボットから、実際のビジネスツールやデータベースと直接やり取りできる「実用的なアシスタント」へと進化するための重要な一歩に見えます。特に企業での利用を想定したセキュリティや管理機能の充実は、AI 活用の幅を広げる可能性がありそうです。
これからどんどん対応サービスが増えていくとのことなので、AI エージェントの実用性がさらに高まるのか注目していきたいですね。引き続きウォッチしていきたいです!
