イラン ドローン攻撃と暗号資産の関係とは?
みなさん、こんにちは。今回は、最近話題になっているイランのドローン攻撃の可能性に関する報道と、それに対するホワイトハウスの反応についてお伝えします。
ホワイトハウス、ABCニュースに報道の撤回を要求
アメリカのホワイトハウスは、イランがカリフォルニア州にドローン攻撃を仕掛ける可能性があると報じた ABC ニュースの報道について、撤回を求めています。報道の根拠となった FBI の内部情報は、単一の未確認の情報に基づいており、信頼できる脅威を示すものではなかったと指摘しています。
具体的には、2月に流出した FBI の警告文書では、イランが西海岸沖の船舶から無人航空機を発射し、特定されていない目標を攻撃する可能性が示唆されていました。しかし、ホワイトハウスの報道官は「そのような脅威は存在しなかった」と強調し、ABC ニュースが重要な事実を省略したと批判しています。
カリフォルニア州の知事や地元の治安当局も、差し迫った危険はないと市民に安心を呼びかけています。
イランのドローン戦略の拡大
この報道をめぐる論争は、イランが中東地域での米イスラエルの攻撃に対抗して、ドローンを多用している状況の中で起きています。イランは2月以降、数百機のドローンやミサイルを発射し、港湾やエネルギー施設などに被害を与えています。これにより、エネルギー市場にも影響が出ており、原油価格の上昇にもつながっています。
軍事関係者は、比較的安価なドローンが現代戦の重要な兵器となっていると指摘しています。
ドローンが戦場を変える
イランが使うドローンの多くは「Shahed-131」や「Shahed-136」と呼ばれる使い捨て型の攻撃ドローンで、目標に突入して爆発するタイプです。これらはアメリカの長距離偵察型ドローンとは異なり、安価に大量生産できるため、防空システムを圧倒する戦術に適しています。ロシアも同様のドローンをウクライナ紛争で使用しています。
市場調査によると、軍事用ドローン市場は2035年までに660億ドル規模に成長すると予測されています。
ドローン関連における暗号資産の関与
さらに、暗号資産(仮想通貨)がドローンの供給チェーンに関わっていることも報告されています。2022年にはウクライナがドローンや軍事費用に5,400万ドル以上の暗号資産を使ったとされ、同年には親ロシア派グループが200万ドル以上の寄付を暗号資産で受け取ったとの報告もあります。
また、アメリカの検察当局はイランのドローンに使われる航法技術の供給者とされる人物の暗号資産ウォレットから50万ドル以上のUSDT(テザー)を押収しようとしています。イスラエルも同様に150万ドル相当のテザーの押収を求めています。
このように、ドローンと暗号資産の関係は今後も注目されそうです。
今回の件は、最新の技術が軍事や安全保障の分野でどのように影響を及ぼしているかを示す一例かもしれません。報道の真偽や情報の取り扱いには慎重さが求められますが、ドローンの活用が今後の戦争の形を変えていく可能性は高そうです。引き続きウォッチしていきたいですね!
