ビットコイン 2025年の動向と警戒ポイント

みなさん、こんにちは。今回は、Bloomberg Intelligence のシニア・コモディティ・ストラテジスト、マイク・マクグローン氏が語るビットコイン(BTC)の今後の動きについてお伝えします。

ビットコインのパフォーマンスに警戒感

マクグローン氏は、2025年に入ってからビットコインの値動きが、S&P 500 トータルリターン指数に比べてやや弱含みで推移していることを指摘しています。具体的には、11月10日時点でビットコインは約13%の上昇にとどまる一方、S&P 500 は17%の上昇を記録しているとのことです。

この背景には、ビットコインへのETF資金流入が続いているにもかかわらず、通常よりもボラティリティが高いにも関わらず勢いが鈍っている点が挙げられています。これにより、ビットコインの強気相場がそろそろ終盤に差し掛かっている可能性があるとマクグローン氏は示唆しています。

実際、Bloomberg Intelligence のデータでも、2025年の年間チャートはプラス圏を維持しつつも勢いが弱まっている様子が見て取れます。

彼の分析によると、ビットコインの勢いの減退は、伝統的な「ベータ」資産に対する相対的な動きの中でリスクの反転が起こる可能性を示唆しており、過去のサイクルと似たパターンで、2026年には5万ドルから15万ドルの間でのレンジ相場になるかもしれないと警告しています。

リスク資産の冷え込みとその影響

また、マクグローン氏はビットコインの弱さを、銅などのリスク資産の動きと関連付けています。銅は2025年に記録的なパフォーマンスを見せていましたが、7月以降、関税問題の懸念が和らいだことでS&P 500と同程度のリターンに落ち着いています。

この動きは、よりデフレ的な環境へのシフトを示している可能性があり、投機的な資産であるビットコインにさらなる圧力がかかるかもしれません。

現在、ビットコインは10万5,000ドルのサポートラインを維持するのに苦戦しており、一時10万ドルを割り込んだ後、米政府の再開報道で若干回復したものの、その勢いは停滞している状況です。

ビットコインの価格分析

記事執筆時点でのビットコイン価格は約10万4,366ドルで、過去24時間で約2%下落しています。週間ベースではわずかに0.36%の上昇にとどまっています。

テクニカル的には、ビットコインは200日単純移動平均線(SMA)である約10万5,751ドル付近に位置しており、50日SMAの約11万2,216ドルからは約7,900ドル下回っています。これは短期的に弱気の流れが続いていることを示唆しています。

また、14日間の相対力指数(RSI)は47.76で中立的ですが、過熱状態から急速に冷めてきており、40以下の反発が起こりやすいゾーンに近づいています。

もし10万5,751ドルをしっかり維持できれば、強気の大局トレンドは保たれ、11万2,216ドルから11万3,264ドルへの反発が期待されます。一方で、このラインを下回って終えると、弱気に転じて10万ドルの再テストが視野に入るかもしれません。

全体として、ビットコインは今後数ヶ月で調整局面に入る可能性があるという見方が出てきていますが、まだ明確な方向性は見えにくい状況です。市場の動きやマクロ経済の変化を注視しながら、慎重に見守る必要がありそうですね。

引き続きウォッチしていきたいですね!