World Liberty Financial の 米国 ナショナルバンク申請速報

みなさん、こんにちは。今回は、仮想通貨業界で注目されているニュースをお伝えします。

World Liberty Financialが米国のナショナルトラストバンク設立を申請

トランプ元大統領の家族と関連があるとされる暗号資産ベンチャー、World Liberty Financialが、アメリカの通貨監督庁(OCC)に対してナショナルトラストバンクの設立申請を行いました。この銀行は、同社のUSD1というステーブルコインの発行や管理、他の主要なステーブルコインからの変換サービス、そして法定通貨やステーブルコインのカストディ(保管)サービスを提供することを目指しています。

OCCのナショナルトラストバンクの認可は非常に珍しく、これまで暗号資産関連企業で認可を受けたのはAnchorage Digitalのみです。World Liberty Financialがこの認可を得られれば、USD1ステーブルコインはより厳格な連邦規制のもとで運用されることになります。

ステーブルコインの役割と規制の重要性

ステーブルコインは、主に米ドルなどの基準資産に価値を連動させることで価格の安定を図り、デジタル決済や決済の手段として使われています。World Liberty Financialの法務責任者であるマック・マッケイン氏は、「高度に規制され透明性のある形で事業を行いたい」と述べています。

ナショナルトラストバンクの認可は、貸付や預金保険を伴わないカストディや決済機能に特化したもので、フィンテック企業が州レベルで設立する銀行とは異なる形態です。

業界に与える影響と今後の展望

デジタル資産管理プラットフォームCaliberのCEO、クリス・ロフラー氏は、この申請を「ステーブルコインが単なる取引手段から決済手段へと進化するための構造的なアップグレード」と評価しています。連邦規制の枠組みの中で安定した決済が可能になることは、より多くの人や機関がデジタル通貨を利用する際の価値変動リスクを減らすことにつながると考えられています。

ただし、ナショナルトラストバンクの認可は非常にハードルが高く、OCCはこれまで暗号資産に特化した銀行を例外的に扱ってきたため、今後どの程度このような認可が広がるかは注目されます。

背景と課題

World Liberty Financialは、パブリックブロックチェーン上で運営される分散型金融(DeFi)プロジェクトで、USD1ステーブルコインやガバナンストークンWLFIを展開しています。しかし、所有構造や財務開示に関しては議会の調査対象となり、トランプ関連の関係性も注目されています。また、USD1の取引所での拡大や政治的な動きに関しても疑問視される声があるものの、関係企業はこれを否定しています。

今回の申請は、ステーブルコインの規制や法整備の方向性を示す一つの指標になる可能性があり、今後の動向が注目されます。

個人的には、暗号資産業界がより透明で規制に適合した形で成長していくための一歩として興味深いニュースだと感じました。特に、連邦レベルでの認可が進むことで、より多くの機関投資家や一般ユーザーが安心して利用できる環境が整うかもしれませんね。引き続きウォッチしていきたいですね!